特許
J-GLOBAL ID:200903033727833812

可変容量型斜板式液圧モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-191093
公開番号(公開出願番号):特開2000-009017
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 油圧通路が形成されるケーシングの外径を小さくでき、ケーシングに減速機等を取付ける場合でも、全体の小型化、軽量化を図ることができる。【解決手段】 ケーシング1の筒部1A内周側には、周方向に沿って等間隔にスプライン溝3を設けると共に、この各スプライン溝3にはブレーキ装置19の一部を構成する固定側ブレーキ板20の外周側を嵌合させる。また、ケーシング1には斜板を傾転させる傾転制御アクチュエータ側に圧油を給排するための油圧通路16を設ける。そして、油圧通路16を各スプライン溝3間の突状部1A1 側に配置する。
請求項(抜粋):
一端側が開口し当該開口側の内周面に段部を有するケーシングと、該ケーシングに回転可能に設けられた回転軸と、該回転軸と一体回転するように前記ケーシング内に設けられ軸方向に複数のシリンダが形成されたロータと、軸方向の一端側が該ロータの各シリンダ内に摺動可能に挿嵌され他端側が前記各シリンダから突出した複数のピストンと、該各ピストンの突出側にそれぞれ設けられた複数のシューと、前記各ピストンの突出端側に位置して前記ケーシングに傾転可能に設けられ前記ロータが回転するときに前記各シューが摺動する斜板と、前記ケーシングの軸方向他端側に位置して斜板とケーシングとの間に設けられ、油液の給排によって前記斜板を傾転駆動する傾転アクチュエータと、該傾転アクチュエータのシリンダ部に外部からの傾転制御用の圧油を給排するために前記ケーシングの軸方向に設けられた油通路と、前記ケーシングの開口側の段部とロータとの間に位置して設けられ、ブレーキ解除圧となる油液が給排されるネガティブ型のブレーキ装置とからなる可変容量型斜板式液圧モータにおいて、前記ケーシングの段部には周方向に間隔をおいて軸方向に沿って延びる複数のスプライン溝を設け、前記ブレーキ装置は、前記ケーシングの段部に該各スプライン溝に係合して設けられた固定側摩擦板と、前記ロータの外周に設けられ該固定側摩擦板と交互に設けられた回転側摩擦板とを備え、前記油通路は、少なくとも前記ケーシングの段部側を隣合うスプライン溝間に位置して配置する構成としたことを特徴とする可変容量型斜板式液圧モータ。
Fターム (9件):
3H084AA08 ,  3H084AA16 ,  3H084AA43 ,  3H084AA45 ,  3H084BB26 ,  3H084BB30 ,  3H084CC58 ,  3H084CC62 ,  3H084CC70
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-308365

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