特許
J-GLOBAL ID:200903033728737892

強度・延性バランスにすぐれた高張力冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227786
公開番号(公開出願番号):特開平11-061269
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】自動車用鋼板等とし有用な強度,強度・延性バランス,めっき性等にすぐれた冷延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】C: 0.10〜0.30%、Si: 0.20%以下、Mn: 0.40〜1.50%、P: 0.04%以下、S: 0.02%以下、Al: 0.02〜0.10%、残部は実質的にFeからなる鋼の熱間圧延を、Ar3 点以上の温度域で終了すると共に、板温450〜700°Cで熱延鋼板の巻取りを行い、脱スケール処理の後、圧延率40%以上の冷間圧延を行う。ついで連続焼鈍装置により均熱温度780〜830°Cの焼鈍処理を施し、焼鈍温度からの冷却を、1〜100°C/秒の冷却速度で行う。上記焼鈍・冷却処理により、改良された強度(TS≧400N/mm 2 ) 及び強度・延性バランス(TSxEl 値≧16000 )が確保される。
請求項(抜粋):
重量%にて、C : 0.10〜0.30%、Si: 0.20%以下、Mn: 0.40〜1.50%、P : 0.04%以下、S : 0.02%以下、N : 0.01%以下、Al: 0.02〜0.10%、を含有し、残部は実質的にFeからなる鋼を熱間圧延し、Ar3 点以上の温度域で熱間圧延を終了すると共に、板温450〜700°Cで熱延鋼板の巻取りを行い、脱スケール処理の後、圧延率40%以上の冷間圧延を行い、ついで連続焼鈍装置により均熱温度780〜830°Cの焼鈍処理を施し、焼鈍温度からの冷却を、1〜100°C/秒の冷却速度で行うことを特徴とする強度・延性バランスにすぐれた高張力冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/46 F ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 U ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-042012
  • 特開昭56-096019

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