環境ホルモン物質を含有しない食品包装フィルム用塩化ビニル系樹脂組成物

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴江武彦 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-206421
公開番号（公開出願番号）：特開2000-038487
出願日： 1998年07月22日
公開日（公表日）： 2000年02月08日
要約：

【要約】【課題】この発明は、食品包装フィルム用塩化ビニル系樹脂組成物から、環境ホルモン物質の発生源であるトリスノニルフェニルホスファイトの使用を中止した際に、著しく悪化する熱成形加工時の熱安定性と得られたフィルムの透明性を改善しようとするものである。【解決課題】塩化ビニル系樹脂に、(a)オレイン酸のカルシウム塩とリシノール酸及び/又は安息香酸のカルシウム塩の混合物に、オレイン酸及び/又はリシノール酸の亜鉛塩を加え、これにさらにエポキシ化大豆油又はエポキシ化アマニ油を加えて加熱して得た加熱溶解物と、(b)トリデシルポリオキシエチレン(4〜10)リン酸に、リン酸又は亜リン酸を加えて加熱して得た加熱溶解物を添加してなる食品包装フィルム用塩化ビニル系樹脂組成物である。

請求項（抜粋）：

塩化ビニル系樹脂100重量部に、(a)オレイン酸のカルシウム塩とリシノール酸及び/又は安息香酸のカルシウム塩の混合物に、オレイン酸及び/又はリシノール酸の亜鉛塩を加え、これにさらにエポキシ化大豆油又はエポキシ化アマニ油を加えて加熱して得た加熱溶解物0.05〜2重量部と、(b)トリデシルポリオキシエチレン(4〜10)リン酸に、リン酸又は亜リン酸を加えて加熱して得た加熱溶解物0.001〜1重量部を添加してなる環境ホルモン物質を含有しない食品包装フィルム用塩化ビニル系樹脂組成物。

IPC (10件)：

C08L 27/06 , B65D 65/00 , C08K 3/26 , C08K 5/07 , C08K 5/098 , C08K 5/10 , C08K 5/37 , C08K 5/524 , C08J 5/18 CEV , C08L 71:02

FI (9件)：

C08L 27/06 , B65D 65/00 , C08K 3/26 , C08K 5/07 , C08K 5/098 , C08K 5/10 , C08K 5/37 , C08K 5/524 , C08J 5/18 CEV

Fターム (32件)：

3E086AD01 , 3E086BA15 , 3E086BA29 , 3E086BB01 , 3E086BB22 , 3E086BB90 , 3E086CA17 , 3E086CA18 , 3E086CA22 , 3E086CA25 , 4F071AA24 , 4F071AA42 , 4F071AB21 , 4F071AB25 , 4F071AC07 , 4F071AC09 , 4F071AC15 , 4F071AC19 , 4F071AH04 , 4F071BC01 , 4J002BD041 , 4J002CD162 , 4J002DE288 , 4J002DH027 , 4J002EE048 , 4J002EG036 , 4J002EG046 , 4J002EL088 , 4J002EV328 , 4J002EW047 , 4J002EW068 , 4J002GG02

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