特許

J-GLOBAL ID：200903033731865834

プレキャストのRC柱とプレキャストのRC梁とからなる架構及び架構の建築方法

発明者： 東端 泰夫 ,  太田 道彦 ,  井ノ上 一博 ,  中山 信雄 ,  岡本 晴彦
出願人/特許権者： 株式会社竹中工務店
代理人 (1件)： 小宮 雄造
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-269735
公開番号（公開出願番号）：特開平6-093656
出願日： 1992年09月12日
公開日（公表日）： 1994年04月05日
要約：

【要約】【目的】RC柱およびRC梁の製作が容易で、RC柱とRC梁との接合作業が容易で、高い変形性能及びエネルギー吸収能力を備えたプレキャストのRC柱とプレキャストのRC梁とからなる架構を提供すること。【構成】複数の柱設置位置にそれぞれプレキャストのRC柱11を建て、純鉄製の連結金物13の一方の端部分をRC柱11に配した接合用の梁主筋12bの端部12b1に適宜の固着手段で固着し、連結金物13の他方の端部分をプレキャストのRC梁12の梁主筋12aの端部12a1に適宜の固着手段で固着し、各梁主筋の端部及び連結金物のまわりに現場打ちのコンクリート層を形成する。【効果】純鉄製の連結金物の高い変形性能と高いエネルギー吸収能力により、架構に地震力等が作用した場合に、エネルギー吸収効果が期待できる。接合部にRC柱の柱主筋、接合用鉄筋等が集まらないから、接合作業が容易になり、施工性が向上する。

請求項（抜粋）：

複数の柱設置位置にそれぞれプレキャストされたRC柱が建てられ、各RC柱の側方の接合部に対向してプレキャストされたRC梁の端部の接合部が配置され、RC柱の側方の接合部とRC梁の端部の接合部とが純鉄製の連結金物を介して接合されていることを特徴とするプレキャストのRC柱とプレキャストのRC梁とからなる架構。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-016653
  
• 特開昭51-004822
  
• 特開平4-016653
  
• 特開昭51-004822