特許
J-GLOBAL ID:200903033732489771

定着ユニットおよびこれを用いた画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138391
公開番号(公開出願番号):特開平9-325639
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】小型の画像形成装置に好適な定着ユニットを提供すること。また、ニップ圧を解除した状態で画像形成動作を開始するおそれのない画像形成装置を提供すること。【解決手段】圧ローラ51の回転軸59の両端付近には、カム体82が取り付けられている。レバー85を下げられた状態から上方に移動させると、カム体82の高位置周面84が軸受板56の上面に接触し、高位置周面84によって回転軸59の両端が上方に持ち上げられて、圧ローラ51と熱ローラ52との圧接状態が解除される。また、カバー2を閉塞すると、カバー2から内側に向けて突出した操作部材89の先端によって、レバー85が押し下げられて、圧ローラ51が熱ローラ52に圧接される。
請求項(抜粋):
第1ローラおよび第2ローラを備え、これらの第1ローラおよび第2ローラ間を用紙が通過する間に、用紙上のトナーを用紙に定着させる定着ユニットであって、第1ローラは両端から回転軸が突出しており、その両端の回転軸を回転自在に保持している固定配置された一対の第1軸受と、第2ローラは両端から回転軸が突出しており、その両端の回転軸を回転自在に保持している一対の第2軸受と、第2ローラが第1ローラに圧接する方向に、一対の第2軸受をそれぞれ弾力付勢する弾性体と、弾性体の弾性力に抗して第2ローラを第1ローラから離間させて、第1ローラおよび第2ローラの圧接状態を解除する圧解除手段と、を含み、圧解除手段には、第2ローラの回転軸の両端付近にそれぞれ回動自在に取り付けられ、該回転軸からの距離が周面の位置により異なる2つのカム体、各カム体に設けられ、カム体の周面から所定の方向に突出したレバー、および各カム体の周面に対向するように固定配置された2つの固定ベースが備えられており、上記レバーを操作してカム体を第2ローラの回転軸に対して回転させたとき、カム体の周面は固定ベースに接する位置と接しない位置とに変位し、カム体の周面が固定ベースに接触しているときには、2つのカム体によって第2ローラの両端の回転軸が弾性体の弾性力に抗して変位されていることを特徴とする定着ユニット。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-139540
  • 特開平2-124588
  • 記録材搬送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-158471   出願人:キヤノン株式会社

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