特許
J-GLOBAL ID:200903033761060563
制御プロセッサのリトライ制御方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300671
公開番号(公開出願番号):特開平7-152594
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】本発明は、情報処理装置において、情報処理装置において、RAS機能の実行等を専用に行う制御プロセッサの機能拡大と信頼性とを両立する共に、エラーのリトライ処理を行うのに有効な技術を提供することを目的とする。【構成】情報処理装置内の他の処理系から発行された処理要求の実行を制御するマイクロ命令を格納する制御記憶手段3と、前記マイクロ命令を実行するマイクロ命令実行手段4と、マイクロ命令実行手段4が実行すべきマイクロ命令にエラーが存在するか否かを判別すると共にエラー部分のデータを正常なデータへ訂正するエラー検出・訂正手段5と、訂正後のマイクロ命令を前記制御記憶手段3に再度書き込むと共に、前記処理要求の再実行指示を出力するリトライ制御手段6と、前記処理要求の実行動作及び再実行動作を制御する状態制御手段7とを備える。
請求項(抜粋):
情報処理装置内で、各処理部に対する制御インターフェースを備えた下位制御部(8)を介して情報処理装置の保守・管理機能を実行する制御プロセッサ(1)の制御方式において、前記情報処理装置内の他の処理系から発行された処理要求を一時格納する処理要求記憶手段(2)と、前記処理要求の実行を制御するマイクロ命令を格納する制御記憶手段(3)と、前記処理要求に対応するマイクロ命令を実行するマイクロ命令実行手段(4)と、前記制御記憶手段(3)から前記マイクロ命令実行手段(4)へ読み出されるマイクロ命令を監視してエラーが存在するか否かを判別すると共に、エラー部分のデータを正常なデータへ訂正するエラー検出・訂正手段(5)と、前記エラー検出・訂正手段(5)の訂正動作を制御し、訂正後のマイクロ命令を前記制御記憶手段(3)へ再度書き込むと共に、前記処理要求の再実行指示を出力するリトライ制御手段(6)と、前記処理要求の実行動作を制御すると共に、前記リトライ制御手段(6)から再実行指示が出力されたときに前記処理要求の再実行動作を制御する状態制御手段(7)とを備え、前記状態制御手段(7)は、前記処理要求記憶手段(2)に所定の処理要求が書き込まれると、前記制御プロセッサ(1)を起動し、前記制御プロセッサ(1)では、前記制御記憶手段(3)は、前記処理要求の実行を制御するマイクロ命令を前記マイクロ命令実行手段へ順次送出し、前記エラー検出・訂正手段(5)は、前記制御記憶手段(3)から送出されるマイクロ命令を監視して、マイクロ命令中にエラーが存在するか否かを判別し、前記マイクロ命令中にエラーを検出した場合には、エラー発生を前記リトライ制御手段(6)へ通知し、前記リトライ制御手段(6)は、エラー検出・訂正手段(5)へ前記エラー部分の訂正指示を発行すると共に、前記マイクロ命令の前記制御記憶手段(3)における格納位置を判別して訂正後のマイクロ命令を再書込した後、前記処理要求の実行プロセスを前記制御プロセッサに再度実行させ、前記マイクロ命令にエラーが存在しない場合には、前記マイクロ命令を前記マイクロ命令実行手段(4)へ転送し、前記マイクロ命令実行手段(4)は、前記マイクロ命令に従って前記処理要求を実行することを特徴とする制御プロセッサのリトライ制御方式。
前のページに戻る