特許
J-GLOBAL ID:200903033764108508

汚泥消化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174269
公開番号(公開出願番号):特開平8-033900
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 槽本体の形状がソロバン玉型のような偏平な形状のものであっても、槽内を良好な攪拌状態にすることができる汚泥消化槽を提供する。【構成】 槽本体1の上部にスクリュー式の攪拌機2が垂設され、この攪拌機2にドラフトチューブ3が連結されている。ドラフトチューブ3は垂設された本管10と、この本管10の上部と下部に設けられた上部分岐管11、下部分岐管12よりなっている。上部分岐管11、下部分岐管12は水平方向に分岐され、複数本が放射状に取り付けられている。そして、その吐出口は、上部分岐管11が上向きに、下部分岐管12が水平方向に設けられている。分岐管11,12を設けることによって、槽本体の上部から本管10に吸引された汚泥の一部が槽の周辺へ吐出するので、槽の周辺から中心部へ戻る循環流が形成され、汚泥の攪拌が槽内全体に渡って行われる。このため、槽内にデットスペースができなくなる。
請求項(抜粋):
槽本体の上部に汚泥を流動させるための攪拌機が垂設され、この攪拌機に連結され、攪拌機から送られてきた汚泥を槽本体内に吐出させ汚泥の循環流を形成させるドラフトチューブが備えられた汚泥消化槽において、前記ドラフトチューブが、垂設された本管とこの本管から水平方向に分岐された分岐管よりなり、前記分岐管の吐出口が上向きに形成されていることを特徴とする汚泥消化槽。

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