特許
J-GLOBAL ID:200903033774291440

誘導炉の棚吊り保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235015
公開番号(公開出願番号):特開平6-082170
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】溶湯材料が棚吊り状態になって加熱を続けることで炉壁が損傷してしまうのを未然に防止することにある。【構成】炉体の溶湯材料が棚吊り状態になって溶湯温度が上昇するのを、炉体を構成している耐火材料の内部に埋め込んだ温度センサで検出するが、この温度センサを湯洩れ検出用アンテナに接続して湯洩れ事故も併せて検出する。又溶湯温度に対応して誘導炉コイルへの交流電力の各種電気データ(電圧・電流・電力・周波数等)が変化するので、この電気データの時間的な変化の度合いから溶湯材料が棚吊り状態か否かを判断する。更に誘導炉操業の進行に対応した前記電気データの変化を予めデータ記憶手段に記憶させ、操業中の誘導炉から検出する電気データとこの記憶手段の電気データとを比較し、両者の偏差が一定時間継続して所定値をこえれば警報を発する。
請求項(抜粋):
周囲と底面とを所定の厚さの耐火材料で構築している炉体の外周にコイル状導体を敷設し、このコイル状導体に交流電流を流して前記炉体の内部空間に装入した金属を誘導加熱する誘導炉において、前記耐火材料の内部に複数の温度検出センサを埋め込み、1つ以上の温度検出センサが所定値以上の温度を検出すれば、警報を発することを特徴とする誘導炉の棚吊り保護装置。
IPC (2件):
F27D 21/00 ,  F27B 14/20
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭53-006940
  • 特公昭61-013558
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-006940
  • 特公昭61-013558

前のページに戻る