特許
J-GLOBAL ID:200903033778664462

目標追尾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072607
公開番号(公開出願番号):特開平8-271622
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 レーダにより目標追尾を実施する際、目標曲進等により発生する予測誤差に対し、各要因により影響を受ける以前から最新までの観測値をもとに、再追尾計算を実施することで追尾性能の劣化を最小限に防ぐ。【構成】 平滑と予測を実施する追尾フィルタに対し、さらに観測値記憶装置及び予測値記憶装置及び曲進判定装置を配置し、曲進判定結果にもとづき記憶した観測値及び予測値を用いて再計算できるように構成される。【効果】 目標曲進により追尾予測誤差が発生した場合でも、曲進判定結果を基に曲進目標に対処し得る追尾フィルタの設定変更を実施し、記憶した観測値による再計算を実施することにより、追尾誤差を減少できる効果がある。
請求項(抜粋):
対空目標の追尾を行うレーダ装置において、追尾する目標の距離、方位角情報、高角情報の3次元観測値を算出する目標観測装置と、上記目標観測値を北基準直交座標系に変換する座標変換装置と、上記目標観測値を数サンプリング分だけ記憶する観測値記憶装置と、レーダビームによるサンプリング回数に応じて追尾フィルタゲインを算出する追尾フィルタゲイン算出装置と、同様に前のサンプリング時刻において算出されている3次元の予測位置と予測速度、上記追尾フィルタゲインおよび上記3次元の観測値をもとに3次元の平滑位置と平滑速度を算出する平滑値算出装置と、次のサンプリング時刻における3次元の予測位置と予測速度を算出する予測値算出装置と、上記予測値を数サンプリング分だけ記憶する予測値記憶装置と、上記予測値を次平滑時刻まで遅延を行う遅延装置と、観測値と予測値の残差より目標の曲進を検出する目標曲進検出装置と、目標の曲進判定結果により追尾フィルタゲインを制御する曲進目標用追尾フィルタゲイン選択装置と、目標の曲進判定結果により、上記観測値記憶装置にて記憶している観測値総てと上記予測値記憶装置にて記憶している予測値初期値をもとに上記一連の追尾計算を再実行する再追尾制御装置と、追尾予測位置に対して次のサンプリング時刻におけるレーダビームの照射を実施するビーム制御装置を具備したことを特徴とする目標追尾装置。
IPC (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 7/32
FI (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 7/32 F

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