特許
J-GLOBAL ID:200903033778948428

燃料電池発電装置の昇温方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247081
公開番号(公開出願番号):特開平9-092316
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】運転開始時の昇温時間を短縮することが可能な燃料電池発電装置の昇温方法を提供する。【解決手段】燃料電池発電装置1は、従来例に対して、燃料ガス用の遮断弁21と、第1のバイパス路22と、第1のバイパス路22に介挿された第1の遮断弁23と、第2のバイパス路24と、第2のバイパス路24に介挿された第2の遮断弁25とを追加して備えた燃料供給系統2を用いるようにしている。第1のバイパス路22は、精製化原燃料ガス用の予熱器73と改質ガス冷却器75との間の改質ガス7bの通流路と、遮断弁21と原燃料用の予熱器71との間の燃料ガス7aの通流路とを接続する。第2のバイパス路24は、CO変成器76と遮断弁21との間の燃料ガス7aの通流路と、原燃料予熱器71と燃料ガス予熱器77との間の燃料ガス7aの通流路とを接続する。
請求項(抜粋):
炭化水素系の原燃料を基にして生成された水素リッチな燃料ガスを供給する燃料ガス供給系統と、酸化剤ガスを供給する酸化剤供給系統と、前記の燃料ガスおよび酸化剤ガスを反応ガスとして用いて電気化学的に発電を行う燃料電池と、燃料電池発電装置の起動時に熱媒として用いる不活性ガスを燃料ガス供給系統に循環させる循環用装置とを備え、燃料ガス供給系統は、原燃料中の硫黄分を除去して精製化原燃料ガスを得る脱硫器と、精製化原燃料ガスを水素リッチな改質ガスに改質する改質触媒が収納された改質管と,改質管を加熱するための高温のガスを生成するバーナとを持つ改質器と、改質ガスに含まれるCOを除去して燃料ガスを得るCO変成器と、燃料ガスを加熱源として原燃料を加熱する原燃料用の予熱器とを有してなる燃料電池発電装置の、前記のバーナで生成される高温のガスによって改質管内で加熱された不活性ガスを用いて行うその起動時の昇温方法であって、改質管内において加熱された不活性ガスを、燃料電池発電装置の起動開始時においては、異なる通流路によってCO変成器と原燃料用の予熱器とに通流させ、起動の途中から、CO変成器を経由して原燃料用の予熱器に通流させてなることを特徴とする燃料電池発電装置の昇温方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-263764

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