特許
J-GLOBAL ID:200903033784496555

マルチプロセッサシステムの排他制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-055360
公開番号(公開出願番号):特開平5-242045
出願日: 1991年03月20日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 特殊なハードウエアを使用せず、簡単なプログラム制御で共用資源に対する排他制御を行う。【構成】 CPUmはメモリの排他制御データ領域(A)の該当する(x+m-1)番地に1を格納(S2)。前記Aの全番地に保持されているデータを読み取る(S3)。(x+m-1)番地以外の番地のデータ値がすべて0か否かを確認(S4)。S4において(x+m-1)番地以外の番地の値がすべて0の場合は、S5に進み専有可能と判断。専有可能と判断されると、この排他制御の処理を正常終了(S6)。S4において(x+m-1)番地以外の番地の値が1つでも1の場合は、CPUmは専有を不可能とされる(S7)。専有不可能とされた(x+m-1)番地の1を取り消して、代わりに0を格納(S8)。(x+m-1)番地に0を格納し終わったならば、異常終了する(S9)。
請求項(抜粋):
複数のCPUを備え、バスラインを介してCPU間での共用資源の排他制御を行うマルチプロセッサシステムにおいて、前記バスラインに接続され、各CPUからバスラインに対するアクセスを調停するバスラインアクセス調停手段と、前記共用資源に、各CPUに対応して割り当てられた専有要請データを保持する保持領域を備えて、専有要請データを前記共用資源に出力したCPUは、割り当てられた専有要請データの保持領域以外の、他のCPUに割り当てられている専有要請データの保持領域の専有要請データを確認して、既に専有要請データが保持されている場合には、前記専有要請データに対する専有を不可とし、専有要請データが保持されていない場合には、専有可とすることを特徴とするマルチプロセッサシステムの排他制御方式。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-020653

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