特許
J-GLOBAL ID:200903033790755783
有害生物防除活性化合物の室内挙動シミュレーション方法、および、コンピュータプログラム製品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-304767
公開番号(公開出願番号):特開平10-182301
出願日: 1997年11月06日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 有害生物防除活性化合物の室内挙動シミュレーション方法に関するものであり、シミュレーションに必要な連立微分方程式を短時間かつ正確に処理することが可能なシミュレーション方法を提供し、併せて化合物の人体に対する安全性を評価する。【解決手段】 有害生物防除活性化合物の性質、室内環境、及び製品の条件等の1次条件を入力し(S1)、それらに基づいて噴霧箇所、2種の浮遊粒子、室内空気、床、壁、及び天井におけるFugacityに関する微分方程式を連立して解き、各Fugacityを計算する(S3)。Fugacityに基づいて、室内空気中濃度や噴霧箇所・床の残留量を算出し、上記化合物の室内挙動を予測する(S4)。その後、室内空気中濃度及び残留量を用いて、吸入、経皮、あるいは経口における安全性を評価し(S8・S12・S15)、総合的に安全かどうかの評価を行う(S17)。
請求項(抜粋):
有害生物防除活性化合物の室内挙動シミュレーション方法であって、室内環境を所定の媒体に分割し、該各媒体における前記化合物の逸散度に関する微分方程式を立てる工程と、前記微分方程式から、前記各媒体における前記化合物の逸散度を求める工程と、前記各媒体における前記化合物の逸散度から、前記化合物の室内挙動を求める工程と、前記微分方程式を解くときに用いる微小時間単位を、室内における化合物のマスバランスの変動に応じて変化させる工程とを備えていることを特徴とする有害生物防除活性化合物の室内挙動シミュレーション方法。
引用文献: