特許
J-GLOBAL ID:200903033794072176

トランスバーサル弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-351373
公開番号(公開出願番号):特開2005-117508
出願日: 2003年10月09日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】圧電基板上に入力用IDT電極と出力用IDT電極を所定の間隙をあけて配置したトランスバーサルSAWフィルタにおいて、直達波による影響でフィルタ特性の減衰特性が劣化してしまうという問題がある。【解決手段】入力用IDT電極内に配置されている正の励振電極及び負の励振電極のうち電極指数の多い方の励振電極の励振中心と、出力用IDT電極内に配置されている正の励振電極及び負の励振電極のうち電極指数の多い方の励振電極の励振中心との距離をLとし、また、距離Lを伝搬するSAWの伝搬時間をτ、電極周期1λ当りを伝搬する伝搬時間をtとした時、L=(n+0.75)×λ、もしくは、τ=(n+0.75)×t(ただし、nは0または正の整数)の関係を満たすように設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
圧電基板上に、入力用IDT電極及び出力用IDT電極を所定の間隔をあけて配置したトランスバーサル弾性表面波フィルタにおいて、 前記入力用及び出力用IDT電極は、励振の重み付けを施した第1の励振電極と、該第1の励振電極に対し励振位相が180°異なるように励振の重み付けを施した第2の励振電極とが配置されており、 前記入力用IDT電極内に配置されている第1の励振電極及び第2の励振電極のうち電極指数の多い方の励振電極の励振中心と、前記出力用IDT電極内に配置されている第1の励振電極及び第2の励振電極のうち電極指数の多い方の励振電極の励振中心との間隔をL、該間隔Lを伝搬するSAWの伝搬時間をτ、電極周期1λ当りの弾性表面波の伝搬時間をtとした時、L=(n+0.75)×λ、もしくは、τ=(n+0.75)×t(ただし、nは0または正の整数)の関係を満たすことを特徴としたトランスバーサル弾性表面波フィルタ。
IPC (2件):
H03H9/145 ,  H03H9/64
FI (2件):
H03H9/145 Z ,  H03H9/64 Z
Fターム (4件):
5J097AA16 ,  5J097CC13 ,  5J097DD04 ,  5J097KK04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許5703427号
審査官引用 (2件)

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