特許
J-GLOBAL ID:200903033796843463

表面弾性波フィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183263
公開番号(公開出願番号):特開平7-066676
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ブリッジ回路を形成するように電気的に結合された、実質的に等しい第1および第2の表面弾性波トランスデューサ対を具備した表面弾性波フィルターに関するものである。【構成】 第1のトランスデューサ対の各トランスデューサの中心周波数が、第2のトランスデューサ対の各トランスデューサの中心周波数に対して、わずかに異なるようになされる。第1の対の全静電容量の値は、第2の対の全静電容量の値と等しくなされる。動作において、フィルターの通過帯域内の周波数を有する信号がフィルターに入力された場合には、通常のブリッジ回路の動作におけるのと同様に、ブリッジのいずれか一方の辺あるいは両方の辺を介して入力がブリッジ回路の出力と結合する。一方、帯域外の信号に対しては、すべてのトランスデューサが等しいキャパシタンス(静電容量)を有する等価なキャパシターとして働くために、帯域外の信号は阻止される。従って、ブリッジの平衡の性質によって帯域外の信号がフィルターを伝達することが阻止される。
請求項(抜粋):
ブリッジ回路を形成するように電気的に結合された、第1および第2の表面弾性波インピーダンス素子の対を具備し、第1の表面弾性波インピーダンス素子対の各表面弾性波インピーダンス素子の中心周波数が、第2の表面弾性波インピーダンス素子対の各表面弾性波インピーダンス素子の中心周波数と異なっており、第1の対を構成する複数の表面弾性波インピーダンス素子の静電容量の合計値が、第2の対を構成する複数の表面弾性波インピーダンス素子の静電容量の合計値と実質的に等しくなされていることを特徴とする表面弾性波フィルター。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-142812
  • 特開平2-127810
  • 特開昭61-142812
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