特許
J-GLOBAL ID:200903033804647253

袋詰め機構を備えたパンスライサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200432
公開番号(公開出願番号):特開平5-318393
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 一つの装置でパンのスライスとスライスされたパンの袋詰めを簡単に行うことができようにする。【構成】 装置は、基台部上にスライサー機構部と袋詰め機構部とが隣接して設けられ、このうちスライサー機構部は、従来のパンスライサーと同様の構造を有する。袋詰め機構部は、一側面および前面が開放し、バケット移動用ガイドに沿って移動可能なバケットと、このバケットの移動方向の前方に位置する扉板付きのゲートと、ゲート前面に係止された包装袋内に空気を吹き込む空気吹き込み手段とを有する。バケット移動用ガイドの作用により、バケットはパンを受ける際には斜め方向に後退し、ゲート方向に移動する過程でパン整列用ガイドと協動ししてバケット内のパンを整列させる。バケットは、ゲートを開放してその扉板を包装袋内側に当て、空気により膨らんだ包装袋内に進入する。
請求項(抜粋):
基台部上にスライサー機構部と袋詰め機構部とが隣接して設けられ、前記スライサー機構部は、円盤状のカッタと、パンを載置して前記カッタ方向に往復動するキャリッジと、該キャリッジ上に載置されたパンの端部を当接させて切断厚を決める定板とからなり、前記袋詰め機構部は、切断後落下したパンを受ける平面状のスペースと、底板部と背板部とスライサー機構部側の側板部と前記背板部の背方に連設される連結部とからなり、常態において前記スペース上に位置するバケットと、該バケットをその連結部を介して水平方向回動可能に保持し、前記カッタと略平行に移動可能なバケットキャリッジと、該バケットキャリッジの移動方向に沿って設けられ、カッタと略対向位置にある一端側の部分が反カッタ方向に湾曲または傾斜したバケット移動用ガイドと、バケットキャリッジの移動方向に沿って設けられるパン整列用ガイドと、前記連結部に設けられるローラまたはシューであって、前記バケット移動用ガイド上を転動またはスライドする被ガイド部材と、前記バケットキャリッジと連結部間に連結され、連結部をバケット移動用ガイド方向に付勢する付勢手段と、バケット移動用ガイドの他端側において前記バケットが通過可能に設けられるゲートであって、両開き式の開放自在な1対の扉板を有するゲートと、該ゲート近傍の基台部面に形成される空気吹き出し孔と、該空気吹き出し孔に空気を供給するため基台部内に設けられる空気供給装置と、前記空気吹き出し孔前面の基台部面上に包装袋の端部を係止するための係止機構とを有する袋詰め機構を備えたパンスライサー。
IPC (3件):
B26D 7/27 ,  B26D 3/28 ,  B65B 25/18

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