特許
J-GLOBAL ID:200903033808223253

金属薄板連続鋳造装置のロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287306
公開番号(公開出願番号):特開平7-116784
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ロールの厚み方向に連続的に変化する成分を有するめっきにより、表面硬度を亀裂,剥離が生じないで高くする金属薄板連続鋳造装置用ロールを提供する。【構成】 金属薄板連続鋳造装置のロールにおいて、銅または銅合金で形成されたロール本体1表面に1.5mm以下の一様な厚みのニッケルめっき部4を形成し、さらにその上に1〜50μmの一様な厚みを持ち、かつ厚み方向にニッケル成分を母成分として特定成分の濃度を連続的に変化させた表層3を形成した金属薄板連続鋳造装置のロールである。【効果】 特定成分濃度を連続的に変化させた表層を形成することにより、表面硬度が高くかつ亀裂剥離の生じない表面被覆が可能となり、ロールの寿命延長を図り得る。
請求項(抜粋):
一対の冷却ロール間に注入した溶融金属を急冷凝固して金属薄板を製造する金属薄板連続鋳造装置のロールにおいて、銅または銅合金で形成されたロール本体表面に1.5mm以下の一様な厚みのニッケルめっき部を形成し、さらにその上に1〜50μmの一様な厚みを持ち、かつ厚み方向にニッケル成分を母成分として特定成分の濃度を連続的に変化させた表層を形成したことを特徴とする金属薄板連続鋳造装置のロール。

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