特許
J-GLOBAL ID:200903033817789510

鉄系混合粉末および鉄系焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-040126
公開番号(公開出願番号):特開2003-239002
出願日: 2002年02月18日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 容易かつ低コストで機械的特性に優れた鉄系焼結体が得られる、鉄系混合粉末およびその混合粉末を用いた鉄系焼結体の製造方法を提供する。【解決手段】 質量割合で、Ni:2.0%以下、Mo:0.5〜2.0%、Mn:0.25〜0.55%を含み、かつ、Cr+Mn:0.3〜0.65%となるCrを含み、残部実質的にFeからなる鋼粉に、少なくとも銅粉:0.05%〜3.0%と、黒鉛粉:0.1〜1.2%とを添加し混合して作製した鉄系混合粉末であって、当該鋼粉に、質量割合で、銅粉:2.0%と黒鉛粉:0.6%とを別途混合してなる混合粉末から得られる焼結物の上部臨界冷却速度が2.0°C/s以下である鉄系混合粉末を、300〜1000MPaの成形圧力で加圧成形して圧粉体とし、この圧粉体を1100〜1300°Cの温度で焼結させて鉄系焼結体とし、さらに、この鉄系焼結体を、500°Cから300°Cまでの平均冷却速度が0.2〜5°C/sとなるように冷却する。
請求項(抜粋):
質量割合で、鋼粉:90%以上と、銅粉及びニッケル粉からなる群より選ばれる少なくとも1種の粉:0.05%〜3.0%と、黒鉛粉:0.1〜1.2%とを含む鉄系混合粉末であって、前記鋼粉が、質量割合で、Ni:2.0%以下、Mo:0.5〜2.0%、Mn:0.25〜0.55%を含み、かつ、Cr+Mn:0.3〜0.65%となるCrを含み、残部実質的にFeからなり、かつ、当該鋼粉に、質量割合で、銅粉:2.0%と黒鉛粉:0.6%とを別途混合してなる混合粉末から得られる焼結物の上部臨界冷却速度が、2.0°C/s以下であることを特徴とする鉄系混合粉末。
IPC (5件):
B22F 1/00 ,  B22F 3/10 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/44
FI (5件):
B22F 1/00 V ,  B22F 3/10 E ,  C22C 33/02 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/44
Fターム (6件):
4K018AA28 ,  4K018AB07 ,  4K018AC01 ,  4K018BA14 ,  4K018CA02 ,  4K018DA29
引用特許:
審査官引用 (1件)

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