特許
J-GLOBAL ID:200903033825115855

曲げ適応性をもつ熱障壁を得る方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 川口 義雄 ,  一入 章夫 ,  小野 誠 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-150772
公開番号(公開出願番号):特開2005-330550
出願日: 2004年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】タービンエンジン部品などをコーティングによって熱および腐食から保護する際に、剥離強度を高めながら、曲げ適応性をもつ熱障壁を熱噴射により経済的に得る。【解決手段】この熱障壁は、下層42により被覆された基板40に堆積されるセラミック層44を含んでおり、セラミック層は、トーチを用いた熱噴射により堆積される。このような方法は、a.セラミック層を一回のパスで堆積し、b.セラミック層を少なくとも80μmの厚さにするように、トーチを調整する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
曲げ適応性を持つ熱障壁を得る方法であって、前記熱障壁が、下層(42)により被覆された基板(40)に堆積される少なくとも80μmのセラミック層(44)を含んでおり、前記セラミック層(44)が、いわゆる「プラズマアーク」トーチ(30)を用いた熱噴射により堆積され、前記トーチの作用が、このトーチのパワー、材料の流速、トーチと被覆部品(10)との距離、部品に対するトーチの移動速度により決定され、 噴射距離を20mmから90mmに保ちながら、セラミック層を1回の単一パスで下層に直接堆積することからなり、前記トーチの移動速度を2mm/秒から10mm/秒、材料の流速を40g/分から100g/分、トーチのアーク強度を500Aから800Aとすることにより、冷却後、セラミック層全体を貫通する1ミリ当たり少なくとも2個のほぼ鉛直な亀裂を得るようにしたことを特徴とする、方法。
IPC (1件):
C23C4/12
FI (1件):
C23C4/12
Fターム (9件):
4K031AA08 ,  4K031AB03 ,  4K031CB21 ,  4K031CB41 ,  4K031CB42 ,  4K031DA04 ,  4K031EA01 ,  4K031EA03 ,  4K031EA12
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第5073433号明細書
  • 米国特許第6306517号明細書

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