特許
J-GLOBAL ID:200903033833327888
弁開閉時期制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-217092
公開番号(公開出願番号):特開2000-045724
出願日: 1998年07月31日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を確実に防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供すること。【解決手段】 ベーン80により遅角用室R2の容積が最小とされる最大進角状態における回転部材(内部ロータ20)と回転伝達部材(外部ロータ30等)の相対位相とベーンにより進角用室R1の容積が最小とされる最大遅角状態における回転部材と回転伝達部材の相対位相の間の中間的な相対位相であって、内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の所定の中間的な相対位相時に位相保持機構(ロックピン91等)により回転部材と回転伝達部材の相対位相が保持されるようにすると共に、所定の相対位相時において遅角用室内の流体圧が所定値よりも低い時に回転部材の回転伝達部材に対する遅角側への相対回転を弾撥的に制限する相対回転制限機構(制限部材40、トーションコイルスプリング90等)を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する回転部材と、該回転部材に所定範囲で相対回転可能に外装され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転する回転伝達部材と、前記回転部材に設けられたベーンと、前記回転部材と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相である時に前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相を保持する位相保持機構とを有する位相制御機構を備え、前記進角用室及び前記遅角用室へ印加される流体圧によって前記回転部材と前記回転伝達部材が相対回転し、前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相が変更させられることによって前記カムシャフトにより駆動される弁の開閉時期を変更する弁開閉時期制御装置において、前記ベーンにより前記遅角用室の容積が最小とされる最大進角状態における前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相と前記ベーンにより前記進角用室の容積が最小とされる最大遅角状態における前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相の間の中間的な相対位相であって、前記内燃機関が始動可能な弁開閉時期にある時の所定の中間的な相対位相時に前記位相保持機構により前記回転部材と前記回転伝達部材の相対位相が保持されるようにすると共に、前記所定の相対位相時において前記遅角用室内の流体圧が所定値よりも低い時に前記回転部材の前記回転伝達部材に対する遅角側への相対回転を弾撥的に制限する相対回転制限機構を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F01L 1/34 E
, F02D 13/02 H
Fターム (27件):
3G016AA06
, 3G016AA19
, 3G016BA23
, 3G016CA05
, 3G016CA13
, 3G016CA21
, 3G016CA24
, 3G016CA27
, 3G016CA33
, 3G016CA36
, 3G016CA52
, 3G016CA57
, 3G016CA59
, 3G016DA06
, 3G016DA22
, 3G016GA00
, 3G016GA01
, 3G016GA04
, 3G016GA07
, 3G092AA11
, 3G092DA09
, 3G092DG05
, 3G092EA03
, 3G092EA04
, 3G092FA14
, 3G092FA31
, 3G092FA50
前のページに戻る