特許
J-GLOBAL ID:200903033835627323

インターリーブ式の誤り訂正符号を復号化するための復号器能力強化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270145
公開番号(公開出願番号):特開平5-244020
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 インターリーブ式の誤り訂正符号を復号化する復号器の、復号化能力を強化する。【構成】 nバイト長の複数のコード化済み符号語を行方向に配列して深さλの複数の矩形ブロックを形成し(nとλは互いに素)、ブロック毎順番にインターリーブして伝送する。インターリーブはブロックの斜め方向に実行される。受信側では、受信データをデインターリーブし復号するが、誤りバイト数が4以上でECC能力を超えている行1、4の符号語にフラグ付けをし、訂正可能である行0の誤りバイト2、3に斜め方向に隣接する行1のバイト3、4を消滅痕として行1を訂正可能にし訂正する。また、行3の誤りバイト0、10に斜め方向に隣接する行4のバイト1、11を消滅痕として、同様に誤り訂正を実行する。
請求項(抜粋):
誤り訂正符号(ECC符号)に従いインターリーブされた複数のコード化済シンボルから成る複数の符号語を復号化する復号器の能力を、冗長度を増大することなく強化する、復号器能力強化方法において、全ての符号語を復号化し、全ての訂正可能な符号語の中の全ての訂正可能な誤りを訂正し、前記ECC符号の誤り訂正能力を超える符号語のみをフラグで標識付けしてフラグ付符号語とする、復号化ステップと、前記フラグ付符号語の各々について、当該フラグ付符号語に対して時間的に隣接した少なくとも1つの符号語を検査して、その隣接符号語中の誤り状態にあるロケーションであって、訂正がなされてその復号化が成功したロケーションを識別する、検査ステップと、当該フラグ付符号語中のロケーションのうち、その隣接符号語中の誤り状態にあったロケーションに対して斜め方向に時間的に隣接した特定ロケーションに存在する誤りを暫定的に消滅痕であると宣言する、宣言ステップと、前記復号化ステップを再実行して、当該フラグ付符号語を訂正して復号化することを試みる、再実行ステップと、を含んでいることを特徴とする復号器能力強化方法。
IPC (3件):
H03M 13/22 ,  G06F 11/10 330 ,  H04L 1/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-171146
  • 特開昭61-283225
  • 特開平2-246440

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