特許
J-GLOBAL ID:200903033836765169
水分散性樹脂の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272368
公開番号(公開出願番号):特開平9-124718
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 有機溶剤の使用量が少なく、水性被覆組成物のベース樹脂として優れた性能を有する水分散性樹脂を提供する。【解決手段】 (1)一分子中に少なくとも2個の1,2-エポキシ基を有するエポキシ当量100〜5,000のエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸重合体と第3級アミンとを反応させると共に、かかる反応の前、反応中又は反応後に、存在するカルボキシル基をアルカリによって中和して、分子中のカルボキシル基が中和された第4級アンモニウムカルボン酸塩基を有するエポキシ樹脂変成物の水分散体を調製して、(2)この水分散体中において、一分子中に少なくとも一個の不飽和基を有する不飽和化合物を重合することによって水分散性樹脂を製造する。
請求項(抜粋):
(a)一分子中に少なくとも2個の1,2-エポキシ基を有するエポキシ当量100〜5,000のエポキシ樹脂1当量あたり、1〜1.5当量の範囲の量の第3級アミンを、水の存在下、溶媒中で反応させて、一分子中に少なくとも2個の第4級アンモニウムヒドロキサイド基を有するエポキシ樹脂変成物を調製し;(b)上記(a)で得た第4級アンモニウムヒドロキサイド基を有するエポキシ樹脂変成物を、(メタ)アクリル酸重合体と混合、反応させて、一分子中に少なくとも2個の第四級アンモニウムカルボン酸塩基を有するエポキシ樹脂変成物を調製し;(c)上記(b)で得た一分子中に少なくとも2個の第4級アンモニウムカルボン酸塩基を有するエポキシ樹脂変成物中のカルボキシル基を、該カルボキシル基1当量に対して0.2〜3.0モルのアンモニア、第1級アミン、第2級アミン、第3級アミン又は無機アルカリを添加することによって中和して、該エポキシ樹脂変成物を水に分散させ;(d)上記(c)で得た、中和された第4級アンモニウムカルボン酸塩基を有するエポキシ樹脂変成物の水分散体中において、一分子中に少なくとも一個の不飽和基を有する不飽和化合物を重合する;ことを特徴とする水分散性樹脂の製造方法。
IPC (5件):
C08F 2/44 MCS
, C08G 59/14 NHB
, C08G 59/14 NHC
, C09D163/00 PJM
, C09D201/00 PDD
FI (5件):
C08F 2/44 MCS
, C08G 59/14 NHB
, C08G 59/14 NHC
, C09D163/00 PJM
, C09D201/00 PDD
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