特許

J-GLOBAL ID：200903033838939385

シリコーン変性ニトリルゴムおよびその組成物

発明者： 鰐部 康美 ,  近藤 理 ,  延与 弘次 ,  梅田 逸樹
出願人/特許権者： 日本合成ゴム株式会社
代理人 (1件)： 白井 重隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-117596
公開番号（公開出願番号）：特開平6-306125
出願日： 1993年04月22日
公開日（公表日）： 1994年11月01日
要約：

【要約】【目的】 ポリオルガノシロキサンに不飽和ニトリルおよび共役ジエンモノマーを含む単量体成分を充分にグラフト重合させることにより、未加硫のゴム組成物のミクロ的な分散性を著しく改善し、相分離を防ぐとともにロール加工性を向上させ、かつ耐寒性、機械的強度、耐燃料油性が著しく改善された、シリコーン変性ニトリルゴムおよびこのゴム組成物を提供する。【構成】 (a)平均組成式R1 a SiO(4-a)/2 (式中、R1 は置換または非置換の1価の有機基であり、aは1.80〜2.02の数を示し、R1 のうち0.02〜10%はエチレン性不飽和基を含む基である)で表され、ケイ素原子が100〜10,000の範囲の変性ポリオルガノシロキサン5〜70重量%に、(b)不飽和ニトリルおよび共役ジエンモノマーを含む単量体成分95〜30重量%〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕を重合させて得られる、ムーニー粘度(ML1+4 、100°C)が15〜150のシリコーン変性ニトリルゴム、およびそのゴム組成物。

請求項（抜粋）：

(a)平均組成式R1 a SiO(4-a)/2 (式中、R1 は置換または非置換の1価の有機基を、aは1.80〜2.02の数を示し、R1 のうち0.02〜10%はエチレン性不飽和基を含む基である)で表され、ケイ素原子が100〜10,000の範囲の変性ポリオルガノシロキサン5〜70重量%に、(b)不飽和ニトリルおよび共役ジエンモノマーを含む単量体成分95〜30重量%〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕を重合させて得られる、ムーニー粘度(ML1+4 、100°C)が15〜150のシリコーン変性ニトリルゴム。

IPC (4件)：

C08F283/12 MQV ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08L 51/08 LLS

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平2-008209