特許
J-GLOBAL ID:200903033843893695

分散処理システムにおける時間管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146256
公開番号(公開出願番号):特開平8-016528
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 分散処理システムにおいて、相手システムの稼働状況を認識し、これによりネットワーク全体の時間の認識を行う。【構成】 クライアントシステム及びサーバシステム間にまたがった分散処理を実行する場合、ネットワークに接続されている各々のシステムあるいはネームサーバにおいて、データ処理履歴蓄積データ取得情報パラメータを与え、あるいはシステム固有情報として保有させる。この指定により、クライアントシステム及びサーバシステムで取得したデータ送信時刻,データ受信時刻及びデータ処理履歴蓄積データを各システム単位、あるいはクライアントシステムにおいて一括管理することにより、ネットワーク内に接続されている各システム間で時刻の統一を行うことなく、ネットワークワイドな視野で時刻を認識し、UAP及びトランザクション処理などを運用・管理することができる。
請求項(抜粋):
複数の異なる機種のデータ処理装置をネットワークあるいは通信回線によって接続した分散処理システムにおける時間管理方法であって、所定の1つのクライアントシステム(処理要求元システム)内のユーザー・アプリケーション・プログラムから、他のサーバシステム(処理実現元システム)内に存在するデータに対して参照,更新等のリモートアクセス処理及びトランザクションを起動し、当該トランザクションにおいてデータの参照,更新等の処理を行う分散アプリケーションプログラム処理に特徴付けられるクライアント-サーバ形態の分散処理(データ連携処理)におけるネットワーク内の時間管理を行う場合、前記クライアントシステムからサーバシスムに対するデータ処理要求が発生した時、クライアントシステムにおいて処理要求時刻を送信データに付加してサーバシステムに送信し、サーバシステムにおいてクライアントシステムの時刻を蓄積することにより、サーバシステムでクライアントシステムの時刻を意識させ、グローバルな視野に立ったネットワーク全体の時刻認識を行うとともに相手システムに合わせたユーザー・アプリケーション・プログラム及びトランザクション処理の運用・管理を行うことを特徴とする分散処理システムにおける時間管理方法。
IPC (3件):
G06F 15/16 330 ,  G06F 1/14 ,  G06F 13/00 351

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