特許
J-GLOBAL ID:200903033846224140

アルミへの亜鉛置換ニッケルメッキ方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298091
公開番号(公開出願番号):特開平10-130852
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 従来のアルミヘの亜鉛置換ニッケルメッキ方法においては、前記活性化処理および亜鉛置換処理を複数回行なわないと、アルミ表面に亜鉛結晶粒子を均一に析出できなかったので、電子デバイス等のアルミ端子、あるいは、各種アルミ部品や磁気ディスクのアルミ基板等の、処理工程数が多くなり、生産性が低下してコスト高になる問題があった。【解決手段】 酸化処理工程で、基板11上に形成されているアルミ端子12の表面を、高出力の酸素プラズマ装置で強制的に発熱させて酸化膜13を形成し、次の粗面化処理工程で、前記酸化膜13を、リン酸三ナトリウムあるいはリン酸三カリウムの水溶液等でエッチングすることにより、アルミの粒界部分から選択的に異方性エッチングが進行して、アルミ12の表面に、高密度で均一な突起12aが無数に形成されて粗面化され、亜鉛結晶粒子14の析出性および密着性を高めることができる。
請求項(抜粋):
アルミの表面に酸化膜を形成する酸化処理工程と、該酸化処理工程で形成された前記酸化膜を酸またはアルカリエッチングにより粗面化する粗面化処理工程と、該粗面化処理工程で粗面化された前記アルミの表面に亜鉛の結晶粒子を析出させる亜鉛置換処理工程と、該亜鉛置換処理工程で亜鉛の結晶粒子を析出させたアルミ表面に無電解ニッケルメッキ処理を行う無電解ニッケルメッキ処理工程とを有することを特徴とするアルミヘの亜鉛置換ニッケルメツキ方法。
IPC (4件):
C23C 18/18 ,  C23C 18/50 ,  C23F 1/00 ,  C25D 11/04 303
FI (4件):
C23C 18/18 ,  C23C 18/50 ,  C23F 1/00 A ,  C25D 11/04 303

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