特許
J-GLOBAL ID:200903033858738564

ピエゾアクチュエータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230165
公開番号(公開出願番号):特開平7-086657
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 ハイサイドスイッチを使用することなく、ピエゾアクチュエータの両端電圧を充電時には正,放電時には負に制御できるようにする。【構成】 内燃機関各気筒#1〜#4の燃料噴射弁に設けられたピエゾアクチュエータPA-nを伸縮させるに当たって、充電時に、フライバックトランスFTから高電圧を発生させ、充電用のトランジスタTR1-nを導通することにより、ダイオードD1-n,ピエゾアクチュエータPA-n,ダイオードD2-n,トランジスタTR1-nの経路で充電電流を流し、放電時には、放電用のトランジスタTR2-nをオンすることにより、ダイオードD4-n,トランジスタTR2-n,放電用コイルL-n,ダイオードD3-nの経路で放電電流を流す。この結果、ハイサイドスイッチを使用することなくピエゾアクチュエータの両端電圧を正から負に変化させて、その伸縮量を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
電荷の充放電によって伸縮するピエゾアクチュエータの駆動装置であって、電源電圧を昇圧して一対の端子間に上記ピエゾアクチュエータ充電用の高電圧を発生する高電圧発生源と、上記ピエゾアクチュエータの放電時に放電電流を流すための放電用コイルと、上記高電圧発生源の正電圧側端子と上記ピエゾアクチュエータの一端との間に設けられ、上記高電圧発生源から上記ピエゾアクチュエータ方向に充電電流を流し、逆方向の電流の流れを防止する充電用ダイオードと、上記ピエゾアクチュエータの他端と放電用コイルの一端との間に設けられ、上記放電用コイル側から上記ピエゾアクチュエータ方向に放電電流を流し、逆方向の電流の流れを防止する放電用ダイオードと、上記ピエゾアクチュエータと上記放電用ダイオードとの接続点を上記高電圧発生源の負電圧側端子に接続して、上記充電電流の経路を形成する充電用スイッチング素子と、上記ピエゾアクチュエータと上記充電用ダイオードとの接続点を上記放電用コイルの他端に接続して、上記放電電流の経路を形成する放電用スイッチング素子と、上記ピエゾアクチュエータの充電時に、上記高電圧発生源から高電圧を発生させると共に、上記充電用スイッチング素子を所定期間導通させ、上記ピエゾアクチュエータの放電時に、上記放電用スイッチング素子を所定期間導通させる制御手段と、を備えたことを特徴とするピエゾアクチュエータの駆動装置。
IPC (3件):
H01L 41/09 ,  F02M 51/00 ,  H02N 2/00

前のページに戻る