特許
J-GLOBAL ID:200903033859008691

粒子流動熱交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 恒久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086908
公開番号(公開出願番号):特開平5-288482
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 熱交換装置自体の低圧力損失化と熱交換性能の安定化を図る【構成】 熱交換器11の周辺に粒子貯溜部18を形成し、粒子循環量の変動を吸収する。気流通過路13と別の粒子回収流路19に熱交換器11を置き、送風機14からの気流のエネルギー損失を少なくし、過大な送風機動力も不要とし、低騒音化を図る。可動供給板28を駆動してその開孔面積を変え、粒子循環量を調整し、また、送風機14の回転数と粒子供給板20の開孔面積を変え、風量と粒子循環量を各々独立して可変させる。
請求項(抜粋):
熱交換器と、該熱交換器中を浮遊流動する固体粒子と、気流を通過させる気流通過路と、気流を発生させる送風機とを備え、気流中に固体粒子を浮遊流動させる粒子流動熱交換装置において、前記固体粒子を熱交換器の周辺で貯溜させる粒子貯溜部が、前記気流通過路とは別の粒子回収流路中に設けられ、前記粒子貯溜部の下部に、前記気流通過路に連通し前記固体粒子を気流通過路に落下させる粒子供給板が設けられ、前記気流通過路の下流側に、気流を外部に排出し固体粒子が外部へ流出するのを防止する流出防止板が設けられ、該流出防止板よりも気流通過路の上流側に、前記粒子貯溜部の上部で、気流通過路で放熱または受熱した固体粒子を重力作用で回収する連通口が形成され、前記粒子供給板は、多数の孔が形成された固定供給板と、多数の孔が形成された可動供給板との二重構造とされ、前記可動供給板を固定供給板に沿って移動させ、両者の重なりによって生じる孔面積を可変とするための駆動手段が設けられたことを特徴とする粒子流動熱交換装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-213795
  • 特表平3-505165

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