特許
J-GLOBAL ID:200903033860729688

スプールバルブの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156014
公開番号(公開出願番号):特開平5-332461
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 アルミニウム合金製スプールバルブのランドコーナにおける陽極酸化皮膜のくびれを無くし、異物の噛み込みによるスティックを防止する。【構成】 小径の軸部2と複数の大径のランド部3とを備えたスプールバルブ1の表面全体に陽極酸化防止膜4を被覆する。ランド部3の外周面3aから陽極酸化防止膜4を除去し、該外周面3aを露出させる。この外周面3aに陽極酸化処理を施して、陽極酸化皮膜5を生成する。この陽極酸化皮膜5は軸直角方向に成長するが、ランド部3の端面3bには陽極酸化防止膜4の作用により陽極酸化皮膜が生成しないので、ランドコーナ3cには従来のようなくびれが発生しない。最後に、軸部2及びランド部3に残った陽極酸化防止膜4を除去する。
請求項(抜粋):
アルミニウム合金製の丸棒材を切削加工することにより小径の軸部と大径のランド部とを備えたスプールバルブを形成する工程と、該ランド部の側端面に陽極酸化防止膜を被覆し、該ランド部の外周面は露出させる工程と、該ランド部の外周面に陽極酸化処理を施して陽極酸化皮膜を生成する工程とを含むスプールバルブの製造方法。

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