特許
J-GLOBAL ID:200903033863198152

液圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-221333
公開番号(公開出願番号):特開2001-048002
出願日: 1999年08月04日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】作動中に入力部材の入力に関係なく、出力制御を行うことができるレバー式の液圧倍力装置を提供する。【解決手段】作動時、入力軸4が前進しレバー27が回動して制御弁8が作動され、制御弁8は入力に応じて作動液圧を発生する。この作動液圧が動力室6および反力室58に導入され、この液圧でプライマリピストン37が作動して、マスタシリンダ圧が発生する。このとき、反力室58の液がストロ-クシミュレータ68に排出されるので、入力軸4のストロークが確保されるとともに、反力室58の液圧により入力軸4に反力が加えられる。この作動中に、電磁ソレノイド80によりバルブスプール10が非作動方向に移動することで、動力室6がリザーバに接続されるので、動力室6の液圧が低下し、マスタシリンダ圧が減圧される。その場合、入力に関係なく、マスタシリンダ圧の減圧制御が行われる。
請求項(抜粋):
操作時に加えられる入力でストロークする入力部材と、この入力部材で作動制御されて液圧源の液圧を前記入力部材の操作量に応じて制御して作動器を作動する作動液圧を発生させる制御弁と、前記作動液圧が導入されて作動器を作動させるようになっている動力室と、前記入力部材の入力に応じた液圧が発生されてこの液圧により前記入力部材に反力が加えられるようになっている反力室とを少なくとも備え、前記作動液圧が前記制御弁に非作動方向に作用するようになっているとともに、前記制御弁と前記入力部材との間に弾性部材を配設し、この弾性部材の、前記入力部材の操作量に応じた作用力が前記制御弁に作動方向に作用するようになっていて、前記制御弁が、前記作動液圧による作用力と前記弾性部材による作用力とがバランスするように、前記入力に応じて作動するようになっており、前記反力室は入力部材のストロークを確保するストロークシミュレータに、連通遮断可能に接続されており、前記液圧源の正常時には、前記反力室が前記ストロークシミュレータに接続されて前記入力部材のストロークが確保され、前記液圧源の失陥時には、前記反力室が前記ストロークシミュレータから遮断されて密封状態にされることで、前記入力部材のストロークにより前記作動器が作動されるようになっていることを特徴とする液圧倍力装置。
Fターム (14件):
3D048BB07 ,  3D048BB25 ,  3D048BB27 ,  3D048BB35 ,  3D048CC14 ,  3D048GG03 ,  3D048GG10 ,  3D048GG12 ,  3D048GG16 ,  3D048GG23 ,  3D048GG36 ,  3D048HH00 ,  3D048HH75 ,  3D048HH77

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