特許
J-GLOBAL ID:200903033873508770
トンネル合流部の施工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083111
公開番号(公開出願番号):特開平10-280861
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 既設トンネルの周辺地山が緩んでいる場合にも、既設トンネル側の未掘削域を導坑方式で切り上がり掘削する。【解決手段】 新設トンネル2断面と既設トンネル1断面を含む扁平半円状のトンネル断面のうち、新設トンネル側の1/4円断面の空間を最初に掘削し、鋼製支保工20を設置して、その端部を地山に固定する。その後、既設トンネル側の未掘削域Mを、本設支保構造体設置面SAよりも上側まで導坑方式で切り上がり掘削し、仮設の鋼製支保工50を建込んで、吹付けコンクリート工により固定する。その後、新設の鋼製支保工27の端部27aが当たる周辺地山を改良強化して、導坑51内の空間のうち本設支保構造体設置面SAまでの空間に吹付けコンクリートを充填する。その後、本設の鋼製支保工27を延長して設けることで本設支保構造体を完成し、新設トンネルとの合流により不要化する部分の既設トンネル2側の覆工コンクリート25を解体・撤去する。
請求項(抜粋):
既設トンネルの側部に新設トンネルが斜めに交差合流する合流区間の開始領域で、新設トンネル断面と既設トンネル断面を含む扁平半円状のトンネル断面を形成し、その新たに形成した扁平半円状のトンネル断面の既設トンネル側の覆工コンクリートとして、既設トンネルの新設トンネルと反対側の覆工コンクリートをそのまま残し、新設の本設支保構造体の端部を既設トンネル側の残留覆工コンクリートの端部に実質的に接続するトンネル合流部の施工方法であって、次の(a)〜(f)の工程順に施工することを特徴とするトンネル合流部の施工方法。(a)前記扁平半円状のトンネル断面のうち新設トンネル側の1/4円断面の空間を掘削し、その掘削面に鋼製支保工を設けて、その鋼製支保工の既設トンネル側の端部を地山に固定する工程。(b)前記(a)で掘削した部分と既設トンネルの覆工コンクリートの上半部との間に残されている断面略三角形の未掘削域を、本設支保構造体設置面よりも上側まで新設トンネル側から導坑方式で切り上がり掘削し、掘削した導坑部分に仮設の鋼製支保工を建込んで吹付けコンクリート工を実施する工程。(c)後の工程にて前記(a)工程で設けた鋼製支保工の端部に延長して設ける予定の新設の鋼製支保工の端部が当たる周辺地山を改良強化する工程。(d)前記導坑内の空間のうち本設支保構造体設置面までの空間に吹付けコンクリートを充填する工程。(e)既設トンネル側に前記(a)工程で設けた鋼製支保工の端部に延長して鋼製支保工を建込み、二次吹付けコンクリート工、ロックボルト工を実施して本設支保構造体を完成する工程。(f)新設トンネルとの合流により不要化する部分の既設トンネル側の覆工コンクリートを解体、撤去する工程。
IPC (3件):
E21D 9/00
, E21D 11/40
, E21D 13/02
FI (3件):
E21D 9/00 B
, E21D 11/40 A
, E21D 13/02
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