特許
J-GLOBAL ID:200903033875034090

光ファイバの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182254
公開番号(公開出願番号):特開平6-024784
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 特に大型のプリフォームから高品質、高強度光ファイバを製造する。【構成】 VAD法等でコアを有するガラスロッド外周にガラス微粒子堆積体を合成した後焼結・透明ガラス化、延伸する製法において、一方の端部に突起を持つダミー棒の他の端を上記ガラスロッドの上下端に予め溶着しておき、該ダミー棒の突起に対応した凹部を有する嵌合部材に挿入し、該ダミー棒と嵌合部材とを嵌合部分で共通して貫通するように設けておいた孔に耐熱性材のピンを貫通させて両者を固定することによりガラスロッド・ダミー棒を把持して上記合成以降の工程を行う。各工程での、大型母材の把持が安定し、ガラス旋盤で延伸する場合も両端把持が可能であり、しかもガラスロッドの傷つけ、不純物混入、割れ、クラック発生等なしにプリフォームを製造でき、大型プリフォームを断線なく線引きでき、伝送損失特性も優れる。
請求項(抜粋):
バーナにより形成される火炎中にガラス原料を投入し、火炎中での加水分解反応あるいは酸化反応によりガラス微粒子を生成し、これをコアまたはコアおよびクラッドの一部を有する石英系ガラスロッドの外周に堆積させ、該ガラスロッドと上記バーナを相対的に移動し、ガラスロッドとガラス微粒子堆積体の複合体を合成し、次にこれを加熱炉にて焼結、透明化し、光ファイバ用プリフォームを形成し、該プリフォームを細径に延伸した後更に線引炉にて紡糸することにより光ファイバを製造する方法において、上記石英系ガラスロッドの両端部にそれぞれ円柱状あるいは円筒状のダミー棒を予め溶着接続し、該ダミー棒の両側端部にはガラス微粒子を堆積せずに残し、且つ該ダミー棒の中程からは外径をテーパ状に且つ該石英ロッド外周には外径一定にガラス微粒子堆積体を形成してガラスロッド・ガラス微粒子堆積体複合体を合成し、該複合体を焼結した後、上記両端のダミー棒を把持して電気炉で加熱溶融することにより延伸することを特徴とする光ファイバの製造方法。
IPC (3件):
C03B 37/018 ,  C03B 20/00 ,  G02B 6/00 356
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-119940
  • 特開平4-083728
  • 特開平3-126633
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