特許
J-GLOBAL ID:200903033875213149

記録用クロック信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039657
公開番号(公開出願番号):特開平10-293926
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 記録用クロック信号生成のためウォブリングしたグルーブトラックからウォブル信号の抽出時、隣接グルーブトラックのウォブル信号によるクロストークの影響がある場合でも、ディスク回転に正確に同期したクロック信号発生装置。【解決手段】 所定の周波数成分のウォブル信号でウォブリングしたデータ記録用トラックを有し、当該ウォブル信号とは所定の位相関係を有するプリピットを形成した光ディスクに、ウォブル信号に位相同期した記録用クロック信号に基づくデータ記録装置Sの記録用クロック信号発生装置であり、ウォブル信号抽出手段15と、当該抽出ウォブル信号に位相同期した記録用クロック信号の発生手段と、プリピット検出信号を発生するプリピット検出手段13と、抽出したウォブル信号の位相とプリピット検出信号との位相を比較し位相調整信号を出力する位相調整信号生成手段16と、記録用クロック信号の位相調整手段と19を備える。
請求項(抜粋):
所定の周波数成分を有するウォブル信号でウォブリングしたデータ記録用トラックを有すると共に、当該ウォブル信号とは所定の位相関係を有するプリピットが形成された光ディスクに、前記ウォブル信号に位相同期した記録用クロック信号に基づいてデータを記録するデータ記録装置における記録用クロック信号発生装置であって、前記ウォブル信号を抽出するウォブル信号抽出手段と、当該抽出されたウォブル信号に位相同期した前記記録用クロック信号を発生する発生手段と、前記プリピットを検出してプリピット検出信号を発生するプリピット検出手段と、前記抽出されたウォブル信号の位相と前記プリピット検出信号との位相を比較して位相調整信号を出力する位相調整信号生成手段と、前記位相調整信号に基づいて前記記録用クロック信号の位相を調整する位相調整手段と、を備えた記録用クロック信号発生装置。【請求項2 】 前記位相調整手段は、前記発生手段から出力される記録用クロック信号の位相を移相する移相手段からなることを特徴とする請求項1 に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項3】 前記位相調整手段は、前記ウォブル信号の位相を移相する移相手段からなることを特徴とする請求項1に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項4】 前記発生手段は、前記記録用クロック信号と前記ウォブル信号との位相差を示す位相差信号を生成する位相比較手段と、当該位相差信号に基づいて前記記録用クロック信号を発生する発振回路とを備えたPLL回路であって、前記位相調整手段は、前記PLL回路において前記位相比較手段と前記発振回路との間に配されて前記位相差信号と前記位相調整信号とを加算せしめる加算手段であることを特徴とする請求項1 に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項5】 前記発生手段は、前記記録用クロック信号と前記ウォブル信号との位相差を示す位相差信号を生成する位相比較手段と、当該位相差信号に基づいて前記記録用クロック信号を発生する発振回路とを備えたPLL回路であると共に、前記位相調整手段は、前記発生手段から出力される記録用クロック信号の位相を移相する移相手段からなり、前記位相調整信号生成手段は、前記移相手段から出力される前記抽出されたウォブル信号の位相を担う信号と前記プリピット検出信号との位相を比較する位相比較手段からなることを特徴とする請求項1に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項6】 前記発生手段は、前記記録用クロック信号と基準クロック信号との位相を比較して第1の位相差信号を生成する第1の位相比較手段と、当該第1の位相差信号に基づいて前記記録用クロック信号を発生する発振回路とを備えたPLL回路であって、前記位相調整手段は、前記抽出されたウォブル信号の位相を前記位相調整信号に応じて移相する移相手段と、当該移相されたウォブル信号の位相と前記基準クロック信号の位相とを比較して第2の位相差信号を出力する第2の位相比較手段と、前記PLL回路において、前記第1の位相比較手段と前記発振回路との間に配されて、前記第1の位相差信号と前記第2の位相差信号とを加算せしめる加算手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項7】 前記発生手段は、制御電圧信号に応じて前記記録用クロック信号の発振周波数を変化せしめる電圧制御型発振回路であって、前記位相調整手段は、前記抽出されたウォブル信号の位相を前記位相調整信号に応じて移相する移相手段と、当該移相手段から出力される信号と前記記録用クロック信号との位相差に基づいた前記制御電圧信号を生成する制御電圧信号生成手段とを備えたことを特徴とする請求項1 に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項8】 前記発生手段は、前記記録用クロック信号を分周せしめて前記ウォブル信号周期の信号を生成する分周器と、当該ウォブル信号周期の信号と前記抽出されたウォブル信号とを位相比較して第1の位相差信号を生成する第1の位相比較手段と、かかる第1の位相差信号に基づいて前記記録用クロック信号を発生する発振回路とを備えた第1のPLL回路であって、前記位相調整手段は、前記分周器から出力されたウォブル信号周期の信号を前記位相調整信号に応じて移相する移相手段と、かかる移相手段から出力される前記ウォブル信号周期の信号に前記記録用クロック信号を位相同期せしめる第2のPLL回路とを備えたことを特徴とする請求項1 に記載の記録用クロック信号発生装置。【請求項9】 前記第2のPLL回路は、少なくともプリピット検出信号の存在する期間と存在しない期間とで動作帯域を変化せしめる帯域制限手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の記録用クロック信号発生装置。
IPC (3件):
G11B 7/00 ,  G11B 19/06 501 ,  G11B 20/14 351
FI (3件):
G11B 7/00 T ,  G11B 19/06 501 C ,  G11B 20/14 351 A

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