特許
J-GLOBAL ID:200903033879551383

レート制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254401
公開番号(公開出願番号):特開平11-098148
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 送信レート制御が行われる通信システムにおいて、転送レートが低い値に設定されないようにして効率の良いスループットの通信を簡単な構成で実現できるレート制御装置を提供すること。【解決手段】 送信端末101には、送信データを格納する送信バッファ104から送出される送信データを監視する送信データ検出部105と、ダミーセル生成部107を備えている。ダミーセル生成部107では、送信データ検出部105によって検出されたレート制御を行うためのデータが送出されてからの経過時間と送出されたデータの個数に基づいて、ダミーセルを生成するようになっている。これにより、送信側で網の輻輳状態を避けるために送信レートを下げるようなタイムアウト処理が行われる前に、ダミーセルを送信データとして補填することができるので、タイムアウト処理が行われることなく高い通信スループットを維持することができるようになる。
請求項(抜粋):
予め定められたデータの送受信に基づいて輻輳状態を監視する監視手段と、この監視手段によって監視された結果に基づいて送信レートの変更を行う送信レート変更手段と、送信するデータをバッファリングして送出する送信バッファと、この送信バッファからデータを送出する回数の計数を行うカウント手段と、このカウント手段の計数結果に基づいた数のダミーデータを生成するダミーデータ生成手段と、送信情報として有効な通信データを格納する有効データ格納手段と、前記送信バッファから送出されるデータを監視して、前記定められたデータが送出されてからの経過時間を計時するタイマ手段と、このタイマ手段によって計時された経過時間が、タイムアウト時間としての予め定められた時間を超えたときには、前記ダミーデータ生成手段で生成されたダミーデータを前記送信バッファに送出し、前記定められた時間を超えていないときには、前記有効データ格納手段に有効な通信データが格納されていればこの有効な通信データを前記送信バッファに送出する選択送信手段とを具備することを特徴とするレート制御装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00

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