特許
J-GLOBAL ID:200903033884907234

ガス分離方法およびその分離器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020393
公開番号(公開出願番号):特開平10-216402
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】従来よりも容易で、分離効率の高いガス分離法と分離器を提供する。【解決手段】ガス分離器本体1内に貯留されたある特定の溶液6中に溶解している溶解ガスを、この溶解ガスとは種類の異なる通気ガスを供給ノズル3から吹き込んで分離するガス分離方法において、下記物理モデルに基づいて前記ガス分離器本体1の形状,通気ガスの種類,通気流量およびノズル径を選定する。物理モデルとは(1) 溶解ガスの供給がない場合(Fw=0)《分離効率》=1-exp(-αFg・L・t/V)(2) 溶解ガスの供給が連続的にある場合(Fw)《分離効率》=1-exp(-αFg・L/Fw)α=6・K/(Ug・d)ここで、Fw:溶解ガスの供給流量 k :液側境膜物質移動係数Fg:通気ガスの供給流量 Ug:通気ガスの気泡上昇速度L :ガス分離器本体の高さ(水深) d :通気ガスの気泡直径V :ガス分離器本体の容積(水量)
請求項(抜粋):
ガス分離器内に貯留されたある特定の溶液中に溶解している溶解ガスを、この溶解ガスとは種類の異なる通気ガスを通気して分離するガス分離方法において、ガス分離効率に関する下記物理モデルを基に前記ガス分離器の形状,前記通気ガスの種類,通気流量およびノズル径を選定することを特徴とするガス分離方法。物理モデルとは(1) 溶解ガスの供給がない場合(Fw=0)《分離効率》=1-exp(-αFg・L・t/V)(2) 溶解ガスの供給が連続的にある場合(Fw)《分離効率》=1-exp(-αFg・L/Fw)α=6・K/(Ug・d)ここで、 Fw:溶解ガスの供給流量 k :液側境膜物質移動係数 Fg:通気ガスの供給流量 Ug:通気ガスの気泡上昇速度 L :ガス分離器本体の高さ(水深) d :通気ガスの気泡直径 V :ガス分離器本体の容積(水量)

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