特許
J-GLOBAL ID:200903033885447350

動力伝達装置の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005581
公開番号(公開出願番号):特開平6-213306
出願日: 1993年01月18日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 潤滑油の撹拌抵抗による動力損失を出来るだけ少なくすることが出来ながら潤滑部位を効率良く潤滑することが出来るようにする。【構成】 トランスファケース1A内に、アウトプットシャフト13の軸受部材17・18に潤滑油を供給するオイル貯留室S3を設け、該貯留室S3内の前記アウトプットシャフト13に、吸入側が前記オイル貯留室S3に連通するねじ式ポンプ45を設ける一方、該アウトプットシャフト13の軸芯部に、前記トランスファの潤滑部位に潤滑油を供給する潤滑油路6を形成して、該潤滑油路6の入口ポートを前記ねじ式ポンプ45の吐出側に開口する一方、前記トランスミッションケース1B内に該トランスミッションの駆動により跳ね上げられる潤滑油を受け止めるキャッチレシーバ5を設けて、該レシーバ5と前記貯留室S3との間に、前記レシーバ5で受け止めた潤滑油を前記貯留室S3に給油する給油通路50を設ける。
請求項(抜粋):
トランスミッション(TM)の一側にトランスファ(TF)を配置して、トランスミッションケース(1B)内とトランスファケース(1A)内の底部にそれぞれ設ける油溜部(T1)(T2)(T3)を連通すると共に、エンジンからの動力を伝達するトランスミッション側のインプットシャフト(11)と、該インプットシャフト(11)と常時連動するトランスファ側のアウトプットシャフト(13)とを同一軸線状に配置した動力伝達装置において、前記トランスファケース(1A)内に、該トランスファケース(1A)の内部空間とは仕切られて、前記アウトプットシャフト(13)の軸受部材(17)(18)に潤滑油を供給するオイル貯留室(S3)を設け、該貯留室(S3)内の前記アウトプットシャフト(13)に、吸入側が前記貯留室(S3)に連通するねじ式ポンプ(45)を設ける一方、該アウトプットシャフト(13)の軸芯部に、前記トランスファの潤滑部位に潤滑油を供給する潤滑油路(6)を形成して、該潤滑油路(6)の入口ポートを前記ねじ式ポンプ(45)の吐出側に開口する一方、前記トランスミッションケース(1B)内に該トランスミッションの駆動により跳ね上げられる潤滑油を受け止めるキャッチレシーバ(5)を設けて、該レシーバ(5)と前記貯留室(S3)との間に、前記レシーバ(5)で受け止めた潤滑油を前記貯留室(S3)に給油する給油通路(50)を設けていることを特徴とする動力伝達装置の潤滑装置。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  B60K 17/344

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