特許
J-GLOBAL ID:200903033891404329

高Cr溶接鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-244148
公開番号(公開出願番号):特開2002-060910
出願日: 2000年08月11日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】降伏強さが551MPa以上で、しかも耐食性および加工性に優れる高Cr溶接鋼管を提供する。【解決手段】本発明の溶接鋼管は、母材が、C≦0.05%、Si:0.05〜1%、Mn:0.05〜2%、P≦0.025%、S≦0.01%、Cr:15〜20%、Ni:4〜7%、Mo:1.5〜4%、Al:0.001〜0.1%、Ti≦0.015%、N≦0.02%、残:Feで、降伏強さが551MPa以上、降伏比85%以下、組織がマルテンサイト相を主とするフェライト相との2相組織鋼、溶接金属が、C≦0.05%、Si:0.05〜1%、Mn:0.05〜2%、P≦0.025%、S≦0.01%、Cr:11〜18%、Ni:5〜10%、Mo:1.5〜4%、Al:0.001〜0.1%、Ti:0.002〜0.03%、N≦0.05%、O≦0.065%、残部:Feで、Cr、NiおよびMoの関係が式「-1≦Cr+Mo-1.7×Ni≦13-220×O」と式「25≦Cr+Mo+1.8×Ni≦30」を満足し、組織がマルテンサイト相を主とするオーステナイト相との2相組織である。
請求項(抜粋):
母材が、質量%で、C:0.05%以下、Si:0.05〜1%、Mn:0.05〜2%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Cr:15〜20%、Ni:4〜7%、Mo:1.5〜4%、Al:0.001〜0.1%、Ti:0.015%以下、N:0.02%以下を含み、残部が実質的にFeからなり、降伏強さが551MPa以上、降伏比(降伏強さ/引張強さ)が85%以下で、かつ組織がマルテンサイト相を主とするフェライト相との2相組織からなる鋼であり、溶接金属が、質量%で、C:0.05%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.05〜2%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Cr:11〜18%、Ni:5〜10%、Mo:1.5〜4%、Al:0.001〜0.1%、Ti:0.002〜0.03%、N:0.05%以下、O(酸素):0.065%以下を含み、残部が実質的にFeからなり、Cr、NiおよびMoの関係が下記の(1) 式と(2) 式を満足し、組織がマルテンサイト相を主とするオーステナイト相との2相組織である高Cr溶接鋼管。 -1≦Cr+Mo-1.7×Ni≦13-220×O ・・・ (1) 25≦Cr+Mo+1.8×Ni≦30 ・・・・・・・・・ (2)ここで、(1) および(2) 式中の元素記号は、溶接金属中の各元素の含有量(質量%)を意味する。
IPC (3件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58 ,  F16L 9/02
FI (3件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58 ,  F16L 9/02
Fターム (6件):
3H111AA01 ,  3H111BA03 ,  3H111BA34 ,  3H111DA08 ,  3H111DB08 ,  3H111DB11

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