特許
J-GLOBAL ID:200903033893878859

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350409
公開番号(公開出願番号):特開平5-165145
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】感度、鮮鋭性、色再現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。【構成】ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に下記一般式(I)または一般式(II)で表わされる化合物を含有し、かつ、該非感光性層にその膜中で波長域500〜600nmに分光吸収極大波長を有する染料を有することを特徴とする。また支持体上に少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、下記(I)及び/又は(II)の化合物を含有し、かつ(I)の基をアシル基として有するアシルアセトアミド型カプラ-を含有させる。式中、A:カプラ-残基又は酸化還元基、L1及びL3:2価のタイミング基、L2:3価以上の結合手を有するタイミング基、PUG:写真性有用基。式中、AとPUGは(I)と同義、L4は-oco-,-oso-等、L5は共役系に添った電子移動によりPUGを放出する基等。
請求項(抜粋):
支持体上にシアンカプラーを含有する赤感性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタカプラーを含有する緑感性ハロゲン化銀乳剤層、イエローカプラーを含有する青感性ハロゲン化銀乳剤層を有し、上記緑感性ハロゲン化銀乳剤層の支持体に近い側に隣接して非感光性層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、上記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に下記「化1」で示される一般式(I)または下記「化2」で示される一般式(II)で表わされる化合物を含有し、かつ、該非感光性層にその膜中で波長域500〜600nmに分光吸収極大波長を有する染料を有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】式中Aはカプラー残基または酸化還元基を表わし、L1 およびL3 は2価のタイミング基を表わし、L2 は3価もしくはそれ以上の結合手を有するタイミング基を表わし、PUGは写真性有用基を表わす。jとnはそれぞれ独立に0、1または2を表わし、mは1または2を表わし、sはL2 の価数から1を引いた数であり2以上の整数を表わす。またL1 、L2 もしくはL3 が分子内に複数個存在するとき、それらは全て同じであっても異なっていても良い。また複数個存在するPUGは全て同じであっても異なっていても良い。【化2】式中、AとPUGは一般式(I)と同義である。L4 は-OCO-基、-OSO-基、-OSO2 -基、-OCS-基、-SCO-基、-SCS-基または-WCR11R12-基を表わす。ここでWは酸素原子、硫黄原子または3級アミノ基(-NR13-)を表わし、R11およびR12はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表わし、R13は置換基を表わす。またR11、R12及びR13の各々が2価基を表わし、連結して環状構造を形成する場合も含む。L5 は共役系に沿った電子移動によりPUGを放出する基もしくはL4 で定義される基を表わす。
IPC (5件):
G03C 1/825 ,  G03C 1/83 ,  G03C 1/835 ,  G03C 7/305 ,  G03C 7/333

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