特許
J-GLOBAL ID:200903033896136284

自動車用排出ガスサンプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083154
公開番号(公開出願番号):特開平6-294718
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【構成】 多管式分割器を備え、該分割器を通過する排気ガスの一部を排出ガス導入管12を介して希釈トンネル14に導き、希釈トンネルで希釈した排出ガスの一部を成分分析器に導くことで排出ガス中の成分のサンプリングを行なう自動車用排出ガスサンプリング装置において、圧力制御用ガスを噴出させる、少なくとも1つの噴射ノズル30を排出ガス導入管12の排出端開口近傍に配設し、偏向板32によって噴射ノズルから噴出する圧力制御用ガスの流れを、排出ガス導入管から排出される排気ガスの流れ中心に向かって偏向させ、排出ガス導入管の出口静圧を変化させて分割器から排出ガス導入管に分割される排気ガスの分割比を一定に保つ。【効果】 分割制御精度を向上させることができ、エンジン運転状態の遷移時における排出ガスの成分変化を正確に測定することができる。
請求項(抜粋):
排出ガスを導く排気管の途中に多管式分割器を配設し、該分割器を通過する排気ガスの一部を排出ガス導入管を介して希釈トンネルに導き、導いた排出ガスを希釈ガスで希釈し、希釈した排出ガスの一部を成分分析器に導くことで排出ガス中の成分のサンプリングを行なう自動車用排出ガスサンプリング装置において、前記排出ガス導入管の排出端を、その開口が希釈トンネル内の希釈ガスの流れ方向下流に臨むように配設し、排出ガス導入管の排出端開口近傍に配設され、圧力制御用ガスを噴出させる、少なくとも1つの噴射ノズルと、該噴射ノズルから噴出する圧力制御用ガスの流れを、前記排出ガス導入管から排出される排気ガスの流れ中心に向かって偏向させる偏向板と、前記分割器から排出ガス導入管に分割される排気ガスの分割比を一定に保つように前記偏向板と噴射ノズルとの相対位置関係を変化させる駆動手段とを備えて構成されることを特徴とする自動車用排出ガスサンプリング装置。

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