特許
J-GLOBAL ID:200903033905651324

還元型ニコチンアミド補酵素の測定用試薬および測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224849
公開番号(公開出願番号):特開平9-121892
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 液体試料中に共存する目的物以外の還元性物質による不所望のブランク値の発生を防止し、試料中の測定対象成分である還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェートを選択性よく測定する。【解決手段】 電子伝達体の存在下、スチリル色素を、液体試料に含まれる還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェートと反応させてスチリル色素を発色させ、可視部の吸光度の変化を測定することにより、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェートを測定する。
請求項(抜粋):
式:【化1】[式中、mは、0または1を表し、nは、2〜4の数を表す。Zは、5員または6員複素環を形成する基を表す。ただし、該複素環は置換基を有していてもよく、該複素環には飽和または不飽和の5員または6員環が縮合されてもよく、この縮合する5員または6員環は置換基を有していてもよい。R1は、置換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基を表し、R2およびR3は、それぞれ独立に水素、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、カルボン酸基または式:NR4R5で表される置換アミノ基を表す。ここで、R4およびR5は、それぞれ独立にハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜10のアルキルカルボニルオキシ基、フェニル基で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキル基またはアリル基を表し、あるいはR4とR5で共同して含窒素5員環または6員環を形成してもよく、R4とR5の少なくとも一方が、該置換アミノ基の窒素原子と結合する炭素の隣の炭素と共同して6員環を形成してもよい。Xは、アニオンを表す。]で示されるスチリル色素の少なくとも1種と、電子伝達体を含んでなる、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドおよび/または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェートの測定用試薬。
IPC (2件):
C12Q 1/26 ,  G01N 33/52
FI (2件):
C12Q 1/26 ,  G01N 33/52 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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