特許
J-GLOBAL ID:200903033908374887

恒透磁率性を有する磁性合金とその製造方法、およびそれを用いた磁心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197125
公開番号(公開出願番号):特開平7-054108
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 高周波域において高飽和磁束密度および低損失を示し、かつ優れた直流重畳特性が得られる、恒透磁率性を有する磁性合金および磁心を提供する。【構成】 一般式: Ta Mb M′c M′′d Xe X′f (TはFe、CoおよびNiから選ばれる元素、 MはCu、Ag、Au、ZnおよびSnから選ばれる元素、 M′はTi、Zr、Hf、 V、NbおよびTaから選ばれる元素、 M′′はCr、Mo、 W、Mn、AlおよびGaから選ばれる元素、 Xは Bおよび Pから選ばれる元素、 X′はSi、 Cおよび Nから選ばれる元素、 a+b+c+d+e+f=100(at.%)、 0≦ b≦ 5、 3≦ c≦18、 0≦ d≦10、 1≦ e≦15、 0≦ f≦10)で組成が実質的に表され、平均結晶粒径が 5nm〜50nmの主相と、 T元素、 M′元素および X元素から選ばれる少なくとも 2種を構成元素とし、平均結晶粒径が 1nm〜20nmの副相とを有する磁性合金である。磁心は、上記磁性合金薄帯の巻回体または積層体を具備する。
請求項(抜粋):
一般式: Ta Mb M′c M′′d Xe X′f(式中、 TはFe、CoおよびNiから選ばれる少なくとも 1種の元素を、 MはCu、Ag、Au、ZnおよびSnから選ばれる少なくとも 1種の元素を、 M′はTi、Zr、Hf、 V、NbおよびTaから選ばれる少なくとも 1種の元素を、 M′′はCr、Mo、 W、Mn、AlおよびGaから選ばれる少なくとも 1種の元素を、 Xは Bおよび Pから選ばれる少なくとも 1種の元素を、 X′はSi、 Cおよび Nから選ばれる少なくとも 1種の元素を示し、 a、 b、 c、 d、 eおよび fは a+b+c+d+e+f=100(at.%)、 0≦ b≦ 5、 3≦ c≦18、 0≦ d≦10、 1≦ e≦15、 0≦ f≦10をそれぞれ満足する数を示す)で組成が実質的に表される磁性合金であって、前記 T元素を構成元素として含み、平均結晶粒径が 5nm〜50nmの範囲の主相と、前記 T元素、 M′元素および X元素から選ばれる少なくとも 2種を構成元素とし、平均結晶粒径が 1nm〜20nmの範囲の副相とを有することを特徴とする恒透磁率性を有する磁性合金。
IPC (2件):
C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053

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