特許
J-GLOBAL ID:200903033911036607

羽根曲面設計方法、設計プログラム記録媒体、および設計装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-168328
公開番号(公開出願番号):特開2001-350805
出願日: 2000年06月06日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 使用条件に合わせた最適な羽根曲面形状を容易に設計する。【解決手段】 四辺形上の相対向する1組の線分と両線分間を結ぶ複数の線分とを任意の直線周りに回転させ回転曲面を構成する処理手順1(#1)と、前記回転曲面毎に三次曲線で反り線曲線を構成する処理手順2(#2)と、任意の曲線分leに合わせて前記回転曲面を回転させる処理手順3(#3)と、前記曲線分leに周方向の突出部を設ける場合に前記反り線曲線を所定の方向に延長し突出部を形成する処理手順4(#4)とを行ない、最後に、前記反り線曲線を滑らかに結んで羽根曲面を構成する処理手順5(#5)を行なう。このような、突出部の形状を後から追加で形成する手順を取ることにより、突出部以外の羽根曲面を固定したまま、各種突出部形状を設けた羽根曲面を設計することが可能になり、騒音特性などに対して突出部のみの影響検討をしたり、既存の羽根曲面をもとにして突出部を設けた新しい羽根形状を設計することが可能になる。
請求項(抜粋):
平面上の任意の4点を滑らかな閉曲線で結んで略四辺形を形成し、この四辺形の一組の対辺の一方を線分L、他方を線分Tとして、各々の線分L及び線分Tに等しい数の分割点l1、l2、...、lnおよびt1、t2、...、tnを設け、相対する前記分割点を結んだ線分b1、b2、...、bnを設定し、前記閉曲線と交わり部分を持たない同一平面上の任意の直線Xを回転軸として前記線分b1、b2、...、bnおよび前記線分Lおよび線分Tをそれぞれ回転させ、回転曲面s1、s2、...、snおよびLs、Tsを構成する処理手順1と、前記回転曲面s1、s2、...、sn上で前記回転曲面LsとTsを結び、かつ、回転曲面Ls側の端点l1L、l2L、...、lnLおよび回転曲面Ts側の端点t1T、t2T、...、tnTにおいて、前記直線X周りの回転における周方向となす角度がそれぞれ予め決められたα1、α2、...、αnおよびβ1、β2、...、βnとなる反り線曲線c1、c2、...、cnを、前記回転曲面s1、s2、...、snの展開面上で複数個の三次曲線を連結したものとして表わす処理手順2と、前記回転曲面Ls上に前記回転曲面s1とsnとを結ぶ方向に設定される任意の曲線分leに前記端点l1L、l2L、...、lnLが一致するように前記反り線曲線c1、c2、...、cnを前記直線X周りに回転させる処理手順3と、前記曲線分leに周方向の突出部lexを設ける場合に、前記突出部lexに対応する端点lmLにおいて前記反り線曲線cmを前記角度αmの方向に延長し、延長した反り線曲線cm上に突出部端点lmxを定める処理手順4と、前記処理手順3で回転し前記処理手順4で定められた突出部端点lmxを有することもある前記反り線曲線c1、c2、...、cnを滑らかに結んで曲面を定義する処理手順5とを有する羽根曲面設計方法。
IPC (2件):
G06F 17/50 622 ,  F04D 29/38
FI (2件):
G06F 17/50 622 A ,  F04D 29/38 G
Fターム (17件):
3H033AA02 ,  3H033AA14 ,  3H033AA18 ,  3H033BB02 ,  3H033BB07 ,  3H033BB08 ,  3H033CC01 ,  3H033DD02 ,  3H033DD24 ,  3H033DD27 ,  3H033EE12 ,  5B046AA07 ,  5B046DA02 ,  5B046FA02 ,  5B046FA12 ,  5B046FA18 ,  5B046GA01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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