特許
J-GLOBAL ID:200903033912497527

自動登録機能付き認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174145
公開番号(公開出願番号):特開平7-028954
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】文字,音声などを対象にした認識装置において、未学習パターンに対しユーザーオペレーションなしに自動的に適合させ、高認識率を実現する。【構成】同一カテゴリ判定部14はカテゴリごとの登録辞書バッファ19に同一カテゴリと認識したパターンの特徴ベクトルを蓄積し、平均ベクトル計算部11はその平均ベクトルを計算し、各特徴ベクトルと平均ベクトルとの距離平均,距離標準偏差により同一カテゴリ閾値を設定し、自動登録制御部15はこれを再度行って得られた平均ベクトルを辞書ベクトルとして登録辞書19にコピーして初期登録を行い、続く認識において前記の同一カテゴリ閾値により同一カテゴリと判定したとき再計算した平均ベクトルを追加登録し、以降、入力パターンがなくなるまで同様の処理を繰り返すことにより、未学習パターンについて逐次確定したカテゴリから登録辞書を作成し以降の認識処理に反映させる。
請求項(抜粋):
登録辞書バッファへの中間バッファとしてカテゴリごとに登録バッファを用意して認識処理で同一カテゴリと認識したパターンの特徴ベクトルを蓄積し、この特徴ベクトルが所定の数だけ蓄積された時点でそれらの平均ベクトルを計算し、各特徴ベクトルと平均ベクトルとの距離平均および距離標準偏差をもとに同一カテゴリ閾値を設定し、平均ベクトルとの距離がこの同一カテゴリ閾値以内のものを同一カテゴリと判定する手段により自動登録での別カテゴリの混入を禁止し、同一カテゴリと判定された特徴ベクトルで再度平均ベクトルを計算し、かつ、再計算した距離平均と距離標準偏差により同一カテゴリ閾値を決定し、この平均ベクトルを辞書ベクトルとして登録辞書にコピーして注目カテゴリの登録辞書を認識処理に反映するよう初期登録し、すでに登録辞書が作成済みであるカテゴリを認識したときには同一カテゴリ閾値により評価し、同一カテゴリと判定した場合に再計算された平均ベクトルを新たな辞書カテゴリとして追加登録し、以降、同様の処理を入力パターンがなくなるまで繰り返すことにより自動的な登録処理を遂行することを特徴とする自動登録機能付き認識装置。

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