特許
J-GLOBAL ID:200903033915123903
記憶装置システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045252
公開番号(公開出願番号):特開平10-240450
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】アレイ形式の記憶システムにおいて、異なるアクセスパターンのデータが混在する場合に、一部のデータがキャッシュから追い出される事により性能低下を招く場合が有るが、追い出されたデータをアクセス性能の良いディスクアレイに記録する事により、性能低下の度合の軽減を図る。【解決手段】処理装置からのデータの入出力要求に対してデータをためるためのキャッシュメモリ1015と、アレイ形式の内部記憶装置1031と、キャッシュメモリの空き容量を管理する手段と、必要なキャッシュ容量と空き容量とを比較する手段と、必要な場合に、空き容量を確保する手段と、キャッシュメモリに残す為の優先度を設定する手段と、優先度から、内部記憶装置に出力するデータを選択する手段と、内部記憶装置へデータの出力を行う手段と、データブロックがどの場所に有るかを記録する手段と、データへのアクセス方法を選択する手段と、内部記憶装置にあるデータをキャッシュメモリに読み込む手段からなる。
請求項(抜粋):
複数の記憶装置を制御装置で制御し、処理装置からのデータ及び冗長データを1個以上の記憶装置に分配して記憶し、処理装置からのデータ読みだし要求に対しては必要なデータを1個以上の記憶装置から読みだし処理装置に転送し、記憶装置の障害などにより記憶装置上のデータに直接アクセスできない場合には、制御装置で冗長データを用いてアクセスできないデータを復元する機能を持つアレイ形式の記憶装置システムにおいて、処理装置からのデータの入出力要求に対してデータをためるためのキャッシュメモリと、キャッシュメモリに関連付けられるアレイ形式の内部記憶装置と、キャッシュメモリの空き容量を管理する手段と、必要なキャッシュ容量とキャッシュの空き容量とを比較する空き容量比較手段と、空き容量確保が必要な場合に、空き容量を確保する手段と、キャッシュメモリにあるデータに対してキャッシュメモリに残す為の優先度を設定する手段と、前記の優先度と確保が必要な容量情報とから、内部記憶装置に出力するデータを選択する手段と、キャッシュメモリから内部記憶装置へデータの出力を行う手段と、データブロックがキャッシュメモリと内部記憶装置のどの場所に有るかを記録する手段と、データへのアクセス方法を選択する手段と、内部記憶装置にあるデータをキャッシュメモリに読み込む手段により、複数のアクセスパターンに対してもキャッシュを有効に利用することを特徴とする記憶装置システム。
IPC (2件):
G06F 3/06 302
, G06F 3/06 540
FI (2件):
G06F 3/06 302 Z
, G06F 3/06 540
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