特許
J-GLOBAL ID:200903033919620090
燃料電池システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 富徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-333028
公開番号(公開出願番号):特開2004-171802
出願日: 2002年11月18日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】燃料電池システムの発電効率を最大限に高くするためには、燃料電池の加圧化およびガスタービンとの直結による複合化に関わる技術的困難さ、信頼性の確保の難しさを解決する必要がある。【解決手段】固体酸化物形燃料電池で発電および原燃料ガスの改質を行い、第2の燃料電池に反応燃料ガスを送給し、第2の燃料電池でさらに発電を行う構成のシステムで、固体酸化物形燃料電池の排熱を利用する二酸化炭素分離装置を設置することで、第2の燃料電池でより高水素利用率での発電を可能にさせ、燃料電池システム全体の発電効率をより一層高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
炭化水素を含む原燃料ガスを改質させるための改質反応器と、燃料電池発電反応を行う固体酸化物形燃料電池と、一酸化炭素変成器及び一酸化炭素酸化反応器と、二酸化炭素分離装置と250°C以下で燃料電池発電反応を行う第二の燃料電池とを備え、
原燃料ガスを、前記固体酸化物形燃料電池で燃料電池発電反応を行った後の反応燃料ガスの一部をリサイクルしたガスと混合し、前記改質反応器を通した後、前記固体酸化物形燃料電池に送給し、前記改質反応器及び前記固体酸化物形燃料電池の両方において前記固体酸化物形燃料電池での燃料電池発電反応に伴う熱を用いて炭化水素の改質反応を行いつつ、前期固体酸化物形燃料電池で燃料電池発電反応を行うと共に、前記リサイクルに用いた残りの反応燃料ガスを前記固体酸化物形燃料電池から前記一酸化炭素変成器および一酸化炭素酸化反応器とに送給し、反応燃料ガス中の一酸化炭素濃度を低下させた後、前記二酸化炭素分離装置で二酸化炭素を除去したガスを前記第二の燃料電池の燃料側に送給して燃料電池反応を行い、前記固体酸化物形燃料電池における原燃料ガスの利用率を65〜80%に設定し、かつ前記二酸化炭素分離装置が熱による二酸化炭素放出の再生工程を含むものであり、二酸化炭素吸収後の二酸化炭素吸収物から二酸化炭素を放出させるための加熱源に前記固体酸化物形燃料電池の排気、又は固体酸化物形燃料電池の排気との熱交換で得られた加熱媒体を用いることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M8/00
, H01M8/06
, H01M8/12
FI (3件):
H01M8/00 A
, H01M8/06 B
, H01M8/12
Fターム (14件):
5H026AA03
, 5H026AA04
, 5H026AA06
, 5H026HH00
, 5H026HH08
, 5H027AA03
, 5H027AA04
, 5H027AA06
, 5H027BA01
, 5H027BA08
, 5H027BA09
, 5H027BA16
, 5H027BA17
, 5H027CC06
前のページに戻る