特許
J-GLOBAL ID:200903033930173658

方向性電磁鋼板の下地被膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000804
公開番号(公開出願番号):特開平11-199932
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 高温スラブ加熱の弊害をさけ、スラブ加熱温度を普通鋼なみに低い温度を採用して方向性電磁鋼板を製造するにあたり、磁気特性を損なうことなく、均一性、密着性に優れるフォルステライト質下地被膜を形成させる。【解決手段】 C:0.02〜0.07%、Si:2.0 〜4.5 %、Mn:0.03〜2.5 %、SおよびSeを単独もしくは複合で0.02%以下を含有し、インヒビター成分として、Al:0.01〜0.050 %、N:0.003 〜0.010 %およびSb:0.001 〜0.040 %を含有する鋼スラブを1280°C以下の温度で加熱後一連の工程を経て方向性電磁鋼板を製造するにあたり、鋼スラブのS+Se量にしたがって、焼鈍分離剤中にSr化合物をSr換算量(%)で、 1.0-20× (Se+2.46S) ≦Sr換算量≦ 2.5-50× (Se+2.46S) の範囲で含有させる。
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.07wt%、Si:2.0 〜4.5 wt%、Mn:0.03〜2.5 wt%、SおよびSeを単独もしくは複合で0.02wt%以下を含有し、インヒビター成分としてAl:0.010 〜0.050 wt%、N:0.0030〜0.0100wt%およびSb:0.0010〜0.0400wt%を含有する鋼スラブを1280°C以下の温度で加熱後、熱間圧延をし、次いで熱延板焼鈍を施したのち、冷間圧延により最終冷延板厚とし、その後、脱炭焼鈍ののち、焼鈍分離剤を塗布してから仕上げ焼鈍を施し方向性電磁鋼板を製造するにあたり、鋼スラブのS(wt%)+Se(wt%)量にしたがって、焼鈍分離剤中にSr化合物をSr換算量(wt%)で 1.0-20×(Se+2.46S)≦Sr換算量≦ 2.5-50×(Se+2.46S)の範囲で含有させることを特徴とする方向性電磁鋼板の下地被膜形成方法。
IPC (6件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/16
FI (6件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  C23C 22/00 A ,  H01F 1/16 B

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