特許
J-GLOBAL ID:200903033933635890
音波測位装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298823
公開番号(公開出願番号):特開平8-136653
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 視界不良の海域において音波パルスの送受により船舶の位置を確認し、航行の安全をはかる。【構成】 計測局は、質問パルス発生手段10から質問パルスを送波した時点から被計測船舶の応答パルスを受波した時点までの時間から距離計測手段5aで被計測船舶までの距離を計測すると共に、応答パルス受波時に方位計測手段6aで被計測船舶の方位を計測し、被計測船舶は、計測局からの質問パルスを受波した時点から、計測局の確認パルス発生手段11の発する自船および他の被計測船舶への確認パルスを受波するまでの時間、他の被計測船舶の応答信号発生器4の発する応答パルスを受波するまでの時間の各時間から距離計測手段5で計測局までの距離、計測局と他船との距離、他船と自船との距離を計測すると共に、確認パルス受波時と他船の応答パルス受波時に方位計測手段6で計測局および他船の方位を計測する。
請求項(抜粋):
船舶の位置を計測する基準点となる計測局と被計測船舶との間で音波パルスを送受することにより当該海域での各船舶の相対位置を計測する音波測位装置であって、被計測船舶搭載用としては、所定の間隔を置いて設けられ、受波音波を電気信号に変換する少なくとも2個の受波器(1)と; 受波音波の周波数を識別する周波数識別器(2)と; 音波電気信号で励振されると音波を送波する送波器(3)と; 計測局から送波されて来る所定の質問パルスを受波すると、これに応答して、予め被計測船舶毎に割り当てられている音波周波数の応答パルス電気信号を前記送波器(3)へ送る応答信号発生器(4)と;前記質問パルスを受波した時点から、計測局が前記応答パルスを受け再び被計測船舶向けに送波して来る確認パルスを受波した時点までの時間を計測して、被計測船舶たる自船から計測局までの距離を算出し、同じく前記質問パルス受波時点から、計測局が他の被計測船舶からの応答パルスを受けて送波する確認パルスを受波する時点までの時間を計測して、計測局から前記他の被計測船舶までの距離を算出し、前記質問パルス受波時点から、前記他の被計測船舶の送波する応答パルスを受波した時点までの時間を計測し、その時間と前記算出された2つの距離とから、自船と前記他の被計測船舶との距離を算出する距離計測手段(5)と;前記2個の受波器(1)で受波された同一音波による2つの受波信号間の位相差または時間差から当該音波の到来方位を算出する方位計測手段(6)と; 前記距離計測手段(5)および前記方位計測手段(6)により得られた距離情報および方位情報を表示する表示手段(9)と; を具備し、計測局装備用として、音波電気信号で励振されると音波を送波する送波器(3a)と; 所定の間隔を置いて設けられ、受波音波を電気信号に変換する少なくとも2個の受波器(1a)と; 予め定められている音波周波数の質問パルス電気信号を発生し、送波器(3a)へ送る質問パルス発生手段(10)と; 被計測船舶から送波されて来た応答パルスが受波されると、その受波を被計測船舶に知らせるために応答パルスと同じ音波周波数の確認パルス電気信号を発生し、前記送波器(3a)へ送る確認パルス発生手段(11)と; 質問パルスの送波時点から、応答パルス受波時点までの時間間隔を計測し、計測局から被計測船舶までの距離を算出する距離計測手段(5a)と; 前記2個の受波器(1a)で受波された応答パルスによる2つの受波信号間の位相差または時間差から当該音波の到来方位を算出する方位計測手段(6a)と; 前記距離計測手段(5a)および方位計測手段(6a)により得られた距離情報および方位情報を表示する表示手段(12)と; を具備することを特徴とする音波測位装置。
IPC (3件):
G01S 15/74
, G01S 3/808
, G01S 15/93
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