特許
J-GLOBAL ID:200903033934081766
同時マルチスレッド(SMT)プロセッサにおいてスレッドごとのプロセッサ・リソース使用率を決定するためのアカウンティング方法および論理
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
坂口 博
, 市位 嘉宏
, 上野 剛史
, 太佐 種一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-506116
公開番号(公開出願番号):特表2006-524380
出願日: 2004年04月14日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】 SMTプロセッサにおけるプロセッサ時間使用率をアカウントすることが可能な方法および装置を提供すること。【解決手段】 同時マルチスレッド(SMT)プロセッサ内でのスレッドごとのプロセッサ・リソース利用を決定するためのアカウンティング方法および論理回路は、プログラムおよびプログラム内のスレッドによるプロセッサ・リソース使用率をアカウントするためのメカニズムを提供する。相対的なリソースの使用は、依然としてプロセッサ・リソースを占有しているアイドル状態のスレッドを含む場合のある、プロセッサ内でアクティブな複数のスレッドに対する命令ディスパッチを検出することによって決定される。命令がすべてのスレッドにディスパッチされている場合、またはどのスレッドにもディスパッチされていない場合、プロセッサ・サイクルはすべてのスレッドに対して均等にアカウントされる。別の方法では、どのスレッドもディスパッチ状態にない場合、アカウンティングは以前の状態を使用して行われるか、またはスレッドの優先順位レベルの比率に合わせて行われる。1つのスレッドのみがディスパッチしている場合、そのスレッドにプロセッサ・サイクル全体がアカウントされる。複数のスレッドがディスパッチしているが、(2つより多くのスレッドをサポートしているプロセッサにおいて)ディスパッチしているのがすべてのスレッドではない場合、プロセッサ・サイクルはディスパッチしているスレッドにまたがって均等に請求される。スレッドについて複数のディスパッチが検出され、各スレッドに対して分数のリソース使用率を決定する場合があり、カウンタはそれらの分数の使用率に従って更新することができる。
請求項(抜粋):
定期的な間隔で、プロセッサ内で実行中のすべてのスレッドの相対的なリソース使用率を決定するステップと、
前記決定ステップに応答して、前記相対的なリソース使用率に合わせてそれぞれが複数のスレッドのうちの特定の1つに関連付けられた複数のプロセッサ・リソース使用率カウントを更新するステップと、
を有する、プロセッサ内のプロセッサ時間使用率をアカウントする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
5B042GA23
, 5B042HH20
, 5B042MC28
, 5B042MC31
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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Solarisカーネル研究 第30回:リソース利用率とマイクロステート・アカウンティング
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