特許
J-GLOBAL ID:200903033937160292

油圧ダウンザホールドリルの逆打撃機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096672
公開番号(公開出願番号):特開平7-301083
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 同一のピストンで前方打撃と逆打撃とができるようにする。【構成】 ピストン1をシリンダ2内に設けて前部油室3と後部油室4とを形成し、前部油室4は高圧回路9に接続し、ピストン1後方に切換弁6を設けピストン1の往復動で制御ポート11を開閉することにより切換弁6を切換え、後部油室4へ高圧油を給排してピストン1を駆動する油圧ダウンザホールドリルの打撃機構において、シリンダ1内のピストン1後部に逆打ブロック35を嵌着し、ピストン1外周とシリンダ2内周との間に、ピストン1の後退開始位置及び前進開始位置を後方へ移動させ逆打撃を行わせるシリンダライナ30を前後位置可変に摺嵌する。
請求項(抜粋):
前後に小径部、中間に大径部を有するピストンをシリンダ内に設けて前部油室と後部油室とを形成し、前部油室は高圧回路に接続し、前記シリンダのピストン後方にバルブチェストとバルブプラグとを嵌着して、バルブプラグ外周とバルブチェスト内周との間に弁室を形成し、該弁室に円筒状の切換弁を摺嵌して、切換弁を後方に付勢する弁規制油室と、ピストンの往復動によって開閉される制御ポートに連通して切換弁を前方へ移動させる弁制御油室とを設け、弁室の外側には、後端部に低圧ポート、その前方に高圧ポート、低圧ポート、弁制御ポート、前端部に低圧ポートを順に設け、高圧ポートは高圧回路に接続し、各低圧ポートは低圧回路に接続し、弁制御ポートは弁制御通路を介してシリンダの前部に設けられた前記制御ポートに接続し、弁室の内側には給排油室を設け、該給排油室をバルブプラグに穿設された給排油孔から給排油通路を介して後部油室と接続し、切換弁には、前進位置で高圧ポートを給排油室へ連通させる給油孔と、後退位置で低圧ポートを給排油室へ連通させる排油孔を穿設し、弁制御ポートと弁制御油室とを連通させる弁制御孔を穿設し、弁規制油室を高圧ポートに接続してなる油圧ダウンザホールドリルの打撃機構において、シリンダ内のピストンとバルブチェストとの間に逆打ブロックを嵌着し、ピストン外周とシリンダ内周との間に、前部油室と高圧回路、前部油室と制御ポート、制御ポートと低圧回路、後部油室と給排油通路とをそれぞれ連通させる連通孔を具えたシリンダライナを、前後位置可変に摺嵌したことを特徴とする油圧ダウンザホールドリルの逆打撃機構。
IPC (2件):
E21C 3/20 ,  E21B 4/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-054197
  • 特開昭58-054197

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