特許
J-GLOBAL ID:200903033946148580

DC-DCコンバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019672
公開番号(公開出願番号):特開2000-224855
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 DC-DCコンバータにおいて、入出力絶縁型としながら、主スイッチ素子の零電圧スイッチングを可能とする。【解決手段】 ブリッジ回路11の主スイッチ素子群のうち直流電源を短絡する位置にある2個の主スイッチ素子Q1,Q3をオンさせることにより、インダクタ16に電流が流れてエネルギーが蓄積される。その蓄積エネルギーは、対角位置にある2個の主スイッチ素子Q2,Q3をオンさせることにより出力トランス12の一次巻線に一次電流を流して放出され、次に、別の短絡位置にある2個の主スイッチ素子Q2,Q4がオンしてインダクタ16に再びエネルギーが蓄積され、その後に、別の対角位置にある2個の主スイッチ素子Q1,Q4が前述とは一次電流の向きが逆向きになるようにオンされる。また、対角位置にある2個の主スイッチ素子のターンオンに先立ち補助スイッチ素子QAがターンオンされ、補助巻線18のリアクトルエネルギーを利用してそれらの主スイッチ素子の電荷が引き抜かれることになり、零電圧スイッチングが行われる。
請求項(抜粋):
4個の主スイッチ素子をフルブリッジ型に接続すると共に対角位置の主スイッチ素子間に接続された出力トランスを備えたブリッジ回路と、直流電源から前記ブリッジ回路への電力供給回路に介在されたインダクタと、前記ブリッジ回路の主スイッチ素子群のうち前記直流電源を短絡する位置にある2個の主スイッチ素子をオンさせ、その後に対角位置にある2個の主スイッチ素子をオンさせることにより前記出力トランスの一次巻線に一次電流を流す動作をその一次電流の向きが交互に逆向きに変化するように各主スイッチ素子のスイッチング動作を制御するスイッチング制御回路と、前記出力トランスの二次巻線に接続されて負荷に直流電流を供給する整流回路とを備えたDC-DCコンバータ回路において、前記インダクタに補助巻線を設けると共に、補助スイッチ素子を前記補助巻線及びダイオードと共に直列にして前記ブリッジ回路の前記直流電源を短絡する位置にある2個の主スイッチ素子に並列接続し、前記主スイッチ素子のターンオンに先立ち前記補助スイッチ素子をオンさせることにより前記補助巻線のリアクトルエネルギーを利用して前記主スイッチ素子の電荷を引き抜くことを特徴とするDC-DCコンバータ回路。
FI (2件):
H02M 3/28 S ,  H02M 3/28 P
Fターム (12件):
5H730AA14 ,  5H730AA18 ,  5H730AS01 ,  5H730BB23 ,  5H730BB27 ,  5H730BB57 ,  5H730BB66 ,  5H730CC04 ,  5H730DD02 ,  5H730EE04 ,  5H730EE07 ,  5H730FG01

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