特許
J-GLOBAL ID:200903033959103985

磁気抵抗効果型磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舘野 千惠子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-124907
公開番号(公開出願番号):特開2004-334921
出願日: 2003年04月30日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】磁気抵抗効果型磁気ヘッドの耐食性の向上を図り、高い磁気抵抗効果率を維持する。【解決手段】スピンバルブ膜40の磁化固定層を、積層フェリ固定層とした構成を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッド20に関し、磁化固定層に介在されている反強磁性結合層の材料を特定し、かつスピンバルブ膜40について、濃度0.1mol/LのNaCl溶液中に液浸されたときに測定される標準水素電極に対する腐食電位を、+0.4〔V vs SHE〕以上であるものとする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
磁気記録媒体と摺接しながら磁気信号の検出を行う感磁素子として、反強磁性層と、当該反強磁性層との間で働く交換結合磁界により所定の方向に磁化が固定された磁化固定層と、外部磁界に応じて磁化方向が変化する磁化自由層と、上記磁化固定層と上記磁化自由層との間を磁気的に隔離する非磁性層とが積層されてなり、 上記磁化固定層においては、当該磁化固定層を反強磁性的に結合する反強磁性結合層が介在されてなり、 上記反強磁性結合層によって分離された上記磁化固定層の一方の磁化を、所望の方向に維持するようになされているスピンバルブ膜を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘッドであって、 上記反強磁性的結合層は、Ru、Rh、Irのいずれかよりなり、 上記スピンバルブ膜は、濃度0.1mol/LのNaCl溶液中に液浸されたときに測定される標準水素電極に対する腐食電位が、+0.4〔V vs SHE〕以上であり、 テープ状の磁気記録媒体と摺接しながら磁気信号の検出を行うことを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
IPC (1件):
G11B5/39
FI (1件):
G11B5/39
Fターム (2件):
5D034BA03 ,  5D034BA05

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