特許
J-GLOBAL ID:200903033959837865

ファジ-制御による符号化方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077347
公開番号(公開出願番号):特開平7-050830
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 バッファのデ-タ充満度、ブロックの複雑度/輝度/動きベクトル等情報に基づくファジ-制御により量子化ステップサイズを決定し、高い圧縮比でも高画質で安定した画像復元ができる符号化方法と装置を提供する。【構成】 N×Nブロック単位で入力する画像信号の複雑さを判別する前方解釈部21、そのブロック単位で映像の輝度を検出する輝度解釈部22、バッファ充満度、画像の複雑程度、輝度及び動きベクトルを入力しファジ-化するファジ-化部23、ファジ-制御規則を貯蔵する制御規則貯蔵部25、ファジ-制御規則を用いて推論を実行するファジ-推論部24、重心COG法等を利用して、DCT処理された周波数領域の係数を量子化する量子化部の量子化ステップサイズを発生する非ファジ-化部26によって、本実施例の主要部分を構成し、これら構成により、高圧縮率の画像であっても復元画像の画質を高レベルに保つ。
請求項(抜粋):
画像の複雑度、バッファ充満度、動きベクトル及び画像の輝度の各要因の中から少なくとも一つの要因に基づいて決定された量子化ステップサイズに従って量子化する符号化方法において、画像の複雑度、バッファ充満度、動きベクトル、画像の輝度の各変数から少なくとも一つを入力変数とし、量子化ステップサイズを出力変数とするファジ-制御規則を設定するファジ-制御規則設定工程と、前記各変数に関する各述語的真理値、及び前記各述語的真理値に対応する第1のメンバ-シップ関数を決定する第1のメンバ-シップ関数決定工程と、前記入力変数と、前記各述語的真理値に対応する第1のメンバ-シップ関数に基づいて、メンバ-シップ値を算出するメンバ-シップ値算出工程と、前記メンバ-シップ値と、前記メンバ-シップ値の算出に利用した述語的真理値、及び前記ファジ-制御規則に基づいて、第2のメンバ-シップ関数を生成する第2のメンバ-シップ関数生成工程と、前記第2のメンバ-シップ関数を非ファジ-化演算して、量子化ステップサイズを決定する量子化ステップサイズ決定工程とを備えることを特徴とするファジ-制御による符号化方法。
IPC (4件):
H04N 7/24 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/38 ,  G06F 9/44 554
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  G06F 15/66 330 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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